ワークパーミットよもやま話:予定通り受領
一昨日の夜に日本語学校の車の修理を終えて戻ってくるはずだったトムは、今朝になっても来なかった。
一昨日の夜は車の定期点検が予定通り一昨日中に終わらずに車が引き取れなかった。昨日の朝には終わると言う話だったが、部品の一つが悪かったらしく、終わったのが夕方の5時になってしまい、クーデターになってしまった。夜間外出禁止令も出てしまったので、やむなく自宅待機となった。
今朝は今朝で、アパートの駐車場前の道路に駐車中の車が邪魔で、駐車場に停めてあった数十台の車が一台も出せない状況になってしまった。トムはFaceTimeでその様子を映像で伝えてきたので状況は理解できた。全く迷惑な話だ。その車はサイドブレーキも掛けたままだったので押しても動かない。なんという非常識(タイではサイドブレーキを引かずに駐車するのが常識)。もしその場にいたら、その車を傷だらけにしてやるところだった。
トムは今朝の5時から車を出そうと待っていたが、結局11時まで待っても邪魔な車の持ち主は現れず、僕はトムにタクシーでの出社を命じた。社員の給料計算と支払いをやってもらわないといけないからだ。トムはお昼に来て、給料の計算と支払いを済ますと、日本語学校があるからと3時半にはバンコクに帰っていった。今夜から彼女は兄の結婚式の関係でイサーンの奥地ナコンパノムに行って、月曜の朝に帰ってくる予定だが、きっとこの予定も変わって月曜日に来れないことになるような気がする。
したがって、明日の会議にはタクシーで行くしかなくなった。
こんな感じで、仕事で車が必要な時にはいつも車がない。いろんな事情で忙しく、さぼってわけではないが、役に立たない運転手だ。
今日は今日で、ワークパーミットが発行される予定の日だったので、朝から市役所に行きたかったのだ。そんなことをトムが覚えているはずはない。
仕方がないので、結局市役所にはタクシーで行った。
市役所は平常通り開いていた。
市民の数は少なかったが、市役所の人は慌ただしく働いていた。クーデターが起こっても、憲法が停止されても、市役所が平常通り行政を行っているのが僕には不思議だが、モンに言わせると、それは「当たり前のこと」なんだそうだ。タイって実に不思議な国だ。
ワークパーミットは予定通り問題なく取得できた。手数料として3000Bを支払って終了。
書類を見ると、有効期間は一年間。業の種類は、これからライセンスを得る予定の業種がしっかりと記載してあった。
来年の更新時までにライセンスがあれば問題ない。
長く苦しんだ割に、終わってみるとあっけない。
モンの活躍のお陰だ。僕のタイ語ではどうすることも出来なかった。彼女が居なかったら多分出来なかっただろう。モンには美味しいディナーをご馳走しないといけない。
ワークパーミットは青色のパスポートサイズの小冊子だった。
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