レッド・ライス・ワイン飲む
昨日は、タイで起業した日本人の会合がプロンポンであって、しっかり酔っ払った後、夜の10時半頃にマシュマロちゃんの部屋を尋ねた。
二人でシャワーを浴びて、滅多に入れないエアコンのスイッチを入れて、フリチンで涼んでいると、彼女は冷蔵庫の中から赤黒い薬みたいな液体を取り出して来て、
「これをちょっとだけ飲んでみて。たくさん飲んじゃダメ。舐めるだけ。」と言った。
恐る恐る舐めてみると、甘い。アルコールの味もして、果実酒か何かと思ったら、これが爆発せずに済んだボトルのレッド・ライス・ワインだった。
色は、かなり濃い赤。フルボディーの赤ワインのような感じだが、少し濁っている。
電灯に透かしてみると、やっぱりワインレッドだ。
飲んでみると、非常に甘い。そして、少し酸っぱい。
カシスを漬けた砂糖入りのラム酒か、昔あった(今もある)赤玉ポートワインのような味。わすかに酸味があって、非常にフルーティーだった。
これが日本酒だなんて思えない。
彼女は、麹を入れたけれど、酵母はまだ加えてなかった。酵母を加える前に、自然に付いていた酵母で発酵して爆発してしまったのだ。
爆発しなかったこちらの方は、発酵が弱く、マルトースとグルコースがまだあまりアルコールに変わっていないため、非常に甘い。
ちなみに砂糖は全く加えていない。材料は、黒いお米と麹のみ。
不思議なことに、お米の香りが全くしなくて、この味は日本酒と言うよりも、ずばりワインだ。
たくさん飲んじゃダメと言ったのは、殺菌していないからお腹を壊すのではないかと心配したから。
あまりに甘過ぎで、半分ほどしか飲めなかったが、お腹は壊さなかった。
マシュマロちゃんのベランダガーデン。全部彼女の手作り。
たくさん芽が出ているのは、彼女が種を蒔いたもの。何を蒔いたのか知らないが、目的は食料にするため。
ちゃんとチャトチャックで買ってきた安い花も育てている。
「魚も花もいっぱい居るから寂しくないわ」と言った。
鏡台には、笑顔が一番のメイクと書いてあった。
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