カオヤイ国立公園:森
カオヤイは森が生命。
タイは国土の大半が開墾されていて、意外と自然林が少ない。放っておけば鬱蒼としたジャングルになるはずの気候だが、そんな場所は山奥しかない。しかし、そもそも山が少ないので、自然の森は日本よりも少ないかもしれない。
初日に訪れた夕日ポイント。あいにくの夕立で、夕日は見えなかった。
夕日ポイントから見た森。といっても、あまり鬱蒼とした森じゃなくて、低木と草原が多い。なんでだろう。
国立公園だけあって、民家は皆無。
ビューポイントにあったブランコ。トムは自然よりこういうモノのほうが好き。
ブランコの後ろには、ツリーハウスがあった。
「あなたには無理だから、止めておきなさい。」とトムに言われた。
「僕はそんなに年寄りじゃない。」元気なところを見せるために登ってみた。
僕だって昔は少年だったのだから、こういうツリーハウスは得意だ。
雷がなってきて、怖いので、早々に降りた。
行きはヨイヨイ帰りは怖い
翌日、カオヤイ内のドライブコースにあるビューポイント。
カオヤイは堆積岩の山だ。南部や北部に多い石灰岩はあまり見当たらない。
標高が高いので、熱帯雨林というよりは、亜熱帯の普通の森って感じ。
セミの声が伝えられないのが残念。クマゼミとヒグラシを足して2で割ったような鳴き声。
公園内の数少ない車道。皆さんここをドライブするだけ。でも、それだとつまらないと思う。
森に入ると、ヘビ対策が必要。
高地には人工の池もある。これは動物の水場+観察用の池のようだ。
こういった草原があるのがカオヤイの特徴。ただし、放っておくと森になってしまうので、人工的に草原を維持しているのだそうだ。こういった草原の向こうに、野生の動物が見られるらしいが、この日はまったく気配なし。
動物のための草原であって、人が入るためのものではない。基本立入禁止。
こういった高木もある。
森の下の方は暗くて湿っている。
公園入口付近の吊り橋。
あま~いコーヒーを飲んで、カオヤイを後にした。
カブトムシ、クワガタといった甲虫類を見ることが出来なかったのが残念。
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Topic : タイ・バンコク
Genre : ForeignCountries