カオヤイ国立公園:種子編
世界遺産カオヤイ国立公園からの写真。
今回は種子編。
青紫色の可憐な花。このガクと思われる薄紫の部分は、花が終わるとそのまま硬くなり、茶色になる。
風が吹くとこれが一つづつ取れて、上手く回転しながらゆっくり落ちてくる。
回転数は早く、翼に揚力が発生するので、落下速度はかなり遅くなる。その間に風に流されて、中心部の種が遠くに運ばれる。
この手の種はいろいろあるが、このヘリコプターの出来は抜群だった。
ドライブの途中、シャッターを切るために立ち寄った道端の下に、大きな種のヘリコプターが落ちていた。
僕の手の大きさと比べても、かなり大きいのが分かる。こんなでかいのは日本にはないだろう。
上に投げてみると、、、
種がずっしり重いにもかかわらず、上手く回転して落ちてきた。僕の目先に回転して落ちてくるヘリコプターが見えるだろうか。
それを見ていたトムは自分もやりたくなり、何度もシャッターを切らされた。このショットは、そのうちのベストショット。
泊まったホテルの庭にあった木。りんごのような小さな実が、樹の幹に直接付いている。
クローズアップ。南国には樹の幹に直接つく実が多いような気がする。
これはタイの花ラーチャプルックの実。直径1.5cm長さ60センチくらいの硬い実だ。
それが地面に落ち、固いさやが割れると、丸く平たい種が出てくる。
乾季も終わり、この所雨が時々降るので、一斉に芽を出した。かわいい。
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Topic : タイ・バンコク
Genre : ForeignCountries