カオヤイ国立公園:動物編
帰国前の土日、トムと一緒にカオヤイにドライブしてきた。
他のタイ人もそうだが、トムも写真を写してもらうのが好きで、同じようなポーズの写真を何枚も撮らされた。全部で700枚くらい写したが、そのうち600枚はトムの写真。
僕が写したかった自然や花の写真はそう多くないが、幾つか紹介したい。
ちなみに、カオヤイとは、大きな山の意味。
タイ国政府観光庁のホームページの説明文を抜粋すると、
「バンコクからわずか205kmにある世界自然遺産・カオヤイ国立公園はその85%が森林に覆われています。森林は約95種の樹木から成り、優勢植物タイプは湿生常緑樹林で公園の70%、その他は乾生常緑樹林、乾生混合落葉樹林、そしてカオ・キアオ尾根1,000m以上を覆う高山常緑樹林となっています。そして、公園の約40kmのハイキング道では伸びゆく蔓植物や種類豊かな蘭、膨大な数のイチジクの樹、籐、ヤシ、野生ショウガなどが織りなす美しい眺望が楽しめます。また、カオヤイ国立公園では多様な動物相が見られ、かなりの数の野生のゾウやトラ、その他絶滅の危機に瀕した哺乳動物が生息するタイ国内に残された数少ない地区のひとつとなっています。野鳥の姿を見かけることも多く、サイチョウの仲間やズアカキネバドリなど美しく希少な野鳥が生息し、野鳥ファンにはたまらないバードウォッチィング・スポットとしても有名です。東北地方を代表する国立公園で、野生動植物や野鳥の生態を観測しながら、ダイナミックな大自然を堪能してください。」
今回は動物編。といっても、園内の舗装道路をドライブし、ところどころ小さなトレッキングをしただけなので、野生のゾウやトラが見れたわけではない。
カオヤイには、こういういきものが居るらしい。
目玉はホエザル。鳴き声らしき声は聞こえた。こいつを見るのは簡単ではなさそうだ。
そして、トラ。博物館にあった剥製の出来の悪さを見る限り、滅多に見かけることはなさそう。
トムの背後遠方にシカが。カメラは正しくシカにフォーカス。
300mズームアップ。こっちが気になる様子。
策を跨いで、こっちにゆっくり歩き出した。
ここでトムは「噛み付かれる!」と言って逃げ出した。
逃げて行って掃除のおばちゃんに助けを求めた。すると、掃除のおばちゃんは
「大丈夫だよ。噛み付かないから。触っても平気だよ。」
と教えてくれたので、トムは戻ってきた。触りたいが怖くてさわれない。
シカの方は、トムには興味なし。
1m位まで接近。このシカ、人には慣れている様子。
僕も2ショットを撮ってもらった。
滝に降りてみる。この滝はヘウ・スワットという名前。
続いて幅の広い蟻の行列。甲虫のように黒光りするありだった。大きさは体長6ミリくらい。
ここは滝を見に行く遊歩道で、踏んづけられた跡もあった。
ひょっとすると、これがアリの巣?
滝の遠景。
今は乾季の終わりなので水量は少ない。
滝の下から見たところ。高さは10メートルくらいか。
滝上から滝壺を望む。ここから滝壺にジャンプしてみたい衝動に駆られた。
多分、死なないと思う。
不思議なのは、この滝の上部の川に魚が沢山いたことだ。
どうみても、魚がこの滝を登れるとは思えない。
この滝の上部の川にいた魚達。随分たくさんいる。
大きさは、7−15センチくらい。ずばり、美味しそうだ。
水が少し金色なのは、植物やその堆積物からの色素による。
国立公園なので、この魚を捕ったり、滝壺で泳いだりしてはいけない。
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Topic : タイ・バンコク
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