レッドアロー号

この2日間は自転車調達に費やした。

タイでは、自転車のイメージはこんな感じだ。

  • バイクの買えない貧乏人が乗るもの
  • バンコクの道路を走るのは極めて危険で絶対事故で死ぬ

実際、バイクは道を埋め尽くすほどあるのに、自転車に乗っているタイ人は滅多にいない。たまに自転車を見かけると、大抵はファラン(白人)だ。それが最近、交通渋滞の緩和のため、政府をあげての自転車普及キャンペーンが始まった。町の駅にレンタル自転車コーナーを設置したり、道路に自転車用車線を造ったり、道路が狭い場合は、歩道に特別に自転車が走れるレーンを用意したりしている。少しずつ、自転車はかっこわるいものじゃなくて、かっこいいのだというイメージが生まれ始めている。

僕の自転車通学について何人かのタイ人に意見を求めてみたが、「危ないから止めとけ」という意見ばかりだった。でも危なくないルートだってある。ぼくのコンドミニアムからチュラ大文学部までは、約3km。最寄りの電車の駅まで1.5 Kmあって、電車を降りてから大学構内をバスで移動することを考えると、自転車で直接行くのが一番手軽なはずだ(ただし雨の日は別)。それに、コンドミニアムは狭い路地を300mほど入ったところにあって、コンビニにいくにも夕食を食べにいくのも、その300mをちんたら歩くのがめんどくさい。通学に使わないにしても、1台あると便利なはずだ。

 

というわけで、自転車購入を決行。

 

まず始めに行ったのは、ルンピニ公園の北端にある有名店のProbike。BTSラチャダムリー駅で降りて7分ほど歩くと、ありました。ネットで見たまんまの店構え。ここは、いわゆる自転車野郎が集まる店。世界の有名ブランドを輸入販売しているので、価格は国際価格。お客は、ほとんどがバンコク在住の白人家族だ。本物のマウンテンバイクがたくさんあったが、円表示だったとしても高くて買えない価格ばかり。半分予想はしていたが、結構ショックだった。

見れば見るほど欲しくなり、衝動買いの一歩手前で、辛うじて残っている理性が働いて断念することに成功した。もともとスポーツ用マウンテンバイクが必要な理由はなく、もしかするとママチャリの方が自分の用途にあっているかもしれないくらいだし、どう見ても予算7,000THBの数倍は行ってしまう。すぐに盗難にあってしまう可能性だってある。もう現役でないのだから、無駄遣いは禁物だ。

1台だけ、前輪後輪ともダブルクッション、ディスクブレーキ、作りもきれいな本物のマウンテンバイクにも関わらず、なぜか19,800THB(約6万円)という魅力的な価格の自転車があった。それが、どうしても心に引っかかり、翌日もう一度見に行ってみたら、119,800THBの間違いだった。

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気を取り直して、チットロム駅にあるアマリンというデパートの2階に入っているバイクショップに行ってみたが、基本Probikeと同様のお店で、買えるものはなかった。5分で退散。

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やっぱり、スポーツ自転車専門店で探すという戦略が間違っている。ならば、次は大型ディスカウントショップだ。というわけで、ラチャダーにある巨大なBig Cを見に行った。子供用の中国製自転車が主な商品だったが、一応最低限の仕様をクリアするマウンテンバイクもどきの自転車があった。4,990THB。予算より2000THBも安い。これなら、ヘルメットやらライトやらを付けても予算内に収まる。溶接部は汚く、前輪クッションもちゃっちい。変速機は、Shimanoと書いてあるが、きっとなんちゃってShimanoだ。でも、一応前輪はディスクブレーキ。Big Cで一番高価な自転車。

色は、、、真っ赤。50代親父の選ぶ色じゃないが、それ一台しかなかったから、他に選択肢はない。ここはバンコク。50代親父の真っ赤なマウンテンバイクも案外違和感ないかもしれない。絶対付けたかった前輪のカゴは、「マウンテンバイクに付けるカゴはありません。それに付ける場所もない。」と言われ撃沈。しかし、諦めの悪い親父は思った。「フン、世の中探せば絶対あるに決まってる。そのうちに付けてやる」と。買い物と通学にはカゴは必需品なのさ。

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これが僕の買ったマウンテンバイク。名付けて、「レッドアロー号」。

高校のとき、なかなかいかした世界史の先生が中古のママチャリ「パープルアロー号」で颯爽と出勤していたのに肖って命名した。高校生だった自分が早期退職したくらいだから、その先生ももう定年してるだろうな。あんなに若々しくて教育に燃えていたのに。時は流れたんだ。

 

日曜日の朝に、そのレッドアロー号の試運転のため、コンドミニアムから1.5 kmほど離れたところにあるバンコク随一の大きな市民公園であるルンピニ公園に行ってみた。

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木が多くて気持ちがいい。

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写真には写ってないが、ファラン(白人)の自転車野郎やジョギングする人が沢山いた。ここには、サイクリング用車線も用意されている。

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公園はよく手入れされている。植物も非常にいい感じ。公園内にナーザリーもあった。納得。そのナーザリーは残念ながら一般人は入れなかった。

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こんな中をサイクリングできるなんて、贅沢だなあ。

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広い公園だ。徒歩じゃ、一周するのも無理。

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もう一度、レッドアロー号の記念撮影。

当面は、近所に買い物や食事に出かけるときに、活躍してくれるはずだ。

 

 

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Topic : タイ・バンコク
Genre : ForeignCountries

tag : バンコク セカンドライフ 自転車 コンドミニアム

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サラリーマンはもう飽きた。気がつけば人生の残りも僅か。ここはひとつ、窮屈な日本を抜け出し、活力あるのにどこかゆる~いタイを舞台に、自分らしい第二の人生に旅立つことを決めてしまった50代親父。

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