僕の育苗記録
マシュマロちゃんと女達は、去年の実績に基づいて、同様の花の苗を大量に育てていて、ほぼスケジュール通り(少し去年よりも早い)の定植に向けて準備着々だ。
男達は、数週間掛けて畑中に牛糞を撒いて耕し、現在はドリップ式のウォーターシステムを各畝に設置している。
では、僕は何をしているかと言えば、僕らにとって未経験の新しい花を試験的に育てている。
試験的と言っても、担当する花壇の広さは、1000平方メートル以上あるので、確実に苗の数量を確保しないといけない。
マシュマロちゃんは、成功率が不明の新しいことには消極的で、僕は新しいことを試みるのが好きな正確なので、丁度良い分業だ。
さて、去年は黄色の花が少なかったので、今年は3種の黄色の花を植える。
大きい順から、
① 多花ヒマワリ
② ルドベキア・プレーリーサン
③ メランポジウム
①は現在の写真だが、これを植えるのではなく、来週位に新たな種を蒔く。種は低温処理しないと発芽が悪いので、現在水につけて冷蔵庫保管中。
②は、一月半くらい前に1回目の種を蒔いて育てているのが下の具合。
肥料が濃すぎて半分くらい枯らしてしまったので、200株くらいしか残っていない。そこで日本から戻ってから追加で種を蒔いたのが芽生えてきた。
やっと本葉が出だした。どうもルドベキアは成長が遅い。
大株になるので数はこれでいいと思う。
③ 上の写真は、5月に種を蒔いて花壇に仮植えしたメランポジウムで、既に大きく花期を迎えている。この大きな株も定植するが、それよりもこの株から多くの枝を切って挿し芽にして増やすのが主目的。
挿し芽をして2週間。漸く発根が始まったようだ。挿し芽の成功率は高そうなので安心した。全部で500株位ある。
それに加え、新たに蒔いた種が育って来た。
成長の段階が違うけれど、全部で800株位あるので何とかなりそう。しかし、更に挿し芽をやりたい。
④ 他に、高性のペンステモン咲きの金魚草(F①カリヨン アンティーク)を蒔いたが、種が小さく、やっと小さな双葉が出てきた。気温25度以上では極端に発芽率がさがる種類だが、何とか発芽してくれた。
ただ、今この状態では咲くのは来年になりそうで、それまで無事に育てられるか不安。
⑤ 赤い中高性の晩生サルビア ボンファイアーは、種が13000粒くらいあって、これは女達に蒔いてもらった。現在、双葉状態。発芽率は悪く50パーセント以下だが、大株になるので、足りると思う。
他にも、お試しの品種が幾つかあるが、後日記録するつもり。