牛糞の作り方
「牛糞が出来たよ。取りに来てよ。」
と地元の2箇所の牛舎から連絡があったので、追加で買ってきた。
約20kgの準乾燥牛糞一袋で30バーツ。
これで、計3700袋投入したことになる。
今日でおおよそ7割方牛糞を土に擂り込んだ。
雨は每日降るけれど、ほんの少ししか降らないので、土が湿る程ではないけれど、何となく牛糞を入れた場所が少し色がコクなった気がする。
はっきり言って、牛君は糞まみれ。糞の上で寝そべっている。
この糞を集めて、上のように天日で干す。
天気にも依るが数日で半乾きになる。
半乾きの糞をこのような屋根付きコンクリート床の牛糞置き場で、更に数日乾かして袋詰め(ここの牛糞は約50リットルで20kg)にしたものを一袋30バーツで売っている。
干し草と配合飼料の比率が違うので、牛糞の質も牛舎によってまちまち。
こんな風に作るので、牛糞は発酵していない。発酵していないけれど、臭くないし、肥料分は僅か。この牛糞100%でも花は育つ。
僕らのニーズは、よく牛舎で管理された乳牛の糞であること。野原の草を食わせた痩せた肉牛の糞だと、糞の中に雑草の種が生きていて、花畑が草だらけになってしまうので使えない。
牛糞を土に混ぜるのは、繊維質の有機物を土に混ぜて、土の保湿性、通気性を高める為。
まだまだ日本の畑のような黒くてふかふかの土には程遠いが、少しづつ土が良くなってきていると思う。