北海道に白川郷:建設開始

先月書いたように、僕らの北海道フラワーパークに新たに白川郷の合掌造り風な建物を3棟建て始めた。

合掌造り風というのは、勿論本物の合掌造りではないけれども、見た目は出来るだけ合掌造りに似せる工夫を施した建物という意味。

長いこと考えて、僕等には出来ないという結論に達し、去年カフェを建ててくれた業者に頼むことにした。

建築費用は何と85万バーツ。当初見積もった予算の倍以上。

費用は掛かるが、メリットとしては、危ない作業を住み込みワーカーに頼まなくてもいいし、住込みワーカーが建築期間にフラワーパーク本来の仕事をやれる事が大きい。また、自分たちで作るとなると、材料のすべてと建築方法のすべてをいちいち僕が指示しないといけないので、とても精神的に疲れるが、業者に頼めば、ポイントだけ指摘すれば良いので遥かに楽となる。

見た目がこうなれば良いのだ。

大きさも本物より小さいが、それでも幅6メートル長さ7メートル、屋根の高さ約8メートルの母屋と、後方に幅4メートル長さ5メートルの小ぶりな合掌造り二棟が出来るので、中はかなり広い。

母屋にはコーヒーや軽食、弁当類を売る。そこだけで、去年建てたカフェの2倍の広さとなる。

後方の小さい合掌造り風の小屋は、1つは浴衣セットの貸し出しと着替え室にするつもり。もう一つは未定だが、座って飲み物を飲むスペースか何かに使う。

去年、一大決心で35万バーツで建てたカフェは、1年で元が取れた。

だから、合掌造りの白川郷風の建物も家に2年位で元が取れるようにしたい。

作り方はタイ式。(本物式は彼らには無理)

けれども、骨格はタイの古い家屋から回収した木材で、すこぶる丈夫。50年からひょっとすると100年前の木材。虫もカビも食わない。このような木材は、タイでは取り尽くしてしまってもうない。輸入の新木材はあるが、直ぐに虫が食ってしまう。

このような古材は物凄く重くて、柱に使う物は男4人でやっと運べるくらい。

これをコンクリートに直接埋め込む。

今日で柱が足ったので、明日以降に屋根の骨格を作る。

屋根の形が出来ると、全体のイメージが見えてくると思う。

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Comments

Re: No title

熱帯雨林に生える固い木です。樫の木のような。

No title

タイの古民家の建材は、何が使用されていたんですか。
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サラリーマンはもう飽きた。気がつけば人生の残りも僅か。ここはひとつ、窮屈な日本を抜け出し、活力あるのにどこかゆる~いタイを舞台に、自分らしい第二の人生に旅立つことを決めてしまった親父。
タイに来て早10年。挑戦と冒険の心を忘れずに、異国でセカンドライフを謳歌している60代のオヤジです。

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