種のヘリコプター
この時期、カオヤイのフラワーパークにこのような種が飛んでくる。
10センチ長くらいある大型の種なのに、軽くてヘリコプタの様に回転しながら遠くまで飛ぶことができる。
僕は昔からこの種が好きで、拾っては上に投げて、回りながらゆっくり落ちて来るのを見ると止められなくなる。
調べてみたら、この木はカオヤイに良く生えている如何にも熱帯雨林に適した高木で、下の方の幹には枝もなく真っ直ぐに上に伸びている。30メートルくらい上で枝分かれして生い茂る。
ラムタクローンという沢の周りは未開拓な原生林が残っていて、そんなところに良く生えている。
Dipterocarpus caudiferusという木
僕らの新居の土地にもかつてこの巨木が生えていたらしく、直径1メートル位の切り株が残っていた(今はもう見えない)。
この木が、ところどころ枯れて行く。枯れても放っておくとやがて倒れるので危険だ。
僕はこの木の真っ直ぐな幹が2本欲しい。あ大きな鳥居を作る材料にしたいからだが、手に入れるのは難しい。