河津桜
今回の帰国の僕の目的は、
① 老齢の母の今後について話し合う。
② 美味しい日本食とお酒を楽しんで寛ぐ。
だった。お陰様で一応達成出来た。
マシュマロちゃんの目的は、
① 冬の日本の雪景色を観光する。
② 美味しい刺し身と、巨大エビとウニを食べる。
③ 河津桜を鑑賞する。
だった。
こちらは、心優しい僕の協力のお陰で、ほぼ完璧に達成出来たと思う。唯一出来なかったことは、美味しいウニを食べることのみ。どういう訳か、魚屋や海鮮食堂にウニがなかったから。
しかし、それを除けば、
雪の白川郷
極寒の新穂高ロープウェイ
美しい富士山(2回)
晴天の河津桜(2箇所)
高級日本料亭旅館3泊
を体験出来、これ以上は滅多にないレベルの旅になった(筈であるが、彼女の機嫌はいまいち良くなかった)。
白川郷と新穂高と富士山はブログに書いたので、今回は河津桜について纏めたい。
河津桜は、伊豆の河津にある2月に満開となるピンク色の桜だが、河津以外にも伊豆や富士地方には多くの名所がある。
僕等は、河津温泉と河津から1時間程の下賀茂温泉の2箇所の桜並木を見て歩いた。
河津の方は2月26日の日曜日。超満員で三島辺から渋滞。河津に近付くにつれて渋滞は酷くなり、河津桜の桜並木付近では完全に停車状態に。つまり駐車場が何処もいっぱいで駐車場に入れない為、道を進むことも出来ない状態となった。
しかし、糞詰まりの中、僕の車の眼の前の駐車場から運良く1台の車が出てきたので、入れ替わりに駐車することが出来た。これもまた、普段の行いの良さがもたらしてくれた幸運に違いない。
朝沼津を出て、その駐車場に停められたのは、夕方の3時近くになってしまった。
その夜は、河津から1時間程行った南伊豆の下賀茂温泉にある高級和風旅館に泊まった。そこには、河津よりも静かだけれど、河津に勝るとも劣らない桜並木がある。
翌日の朝は快晴で、何処よりも美しい河津桜を観ることができた。しかも、人混みや駐車場の問題もなく、静かで緑溢れて小鳥の囀りに満ちた心休まる風景があった。
写真や動画をいっぱい撮った。