マシュマロいちご園の終わりの始まり
2年前から、ワンナムキアオのファーサイことマシュマロいちご園を閉園したいと思っていたが、肝心のマシュマロちゃんが強力に反対したので、今迄続けてきた。
今はもうマシュマロいちご園の収益性は下がってしまって、二人のワーカーのマンパワーと給料、それから借地料や電気代等が無駄になっていたので、経営的には閉園するか権利を売却するのが正解だった。
しかし、マシュマロいちご園は僕らの最初のいちご園で、とても想い出深いし愛着もあって、マシュマロちゃんは手放したくなかったのだ。
その気持ちは分かるし、僕も愛着があったので、今迄続けてきた。
ところが、カオヤイのフラワーパークが忙しくて、1.5時間掛かるマシュマロいちご園迄はなかなか行けなくなってしまった。
マシュマロいちご園の売上の方も低迷して、平日は酷いときは1000 バーツも売れないことがあった。
完全に赤字である。
それで、遂にマシュマロちゃんも閉園に合意した。
4月までは続けて、5月以降ショップや住込みワーカーの掘っ立て小屋を解体して、使える鉄骨だけ残して、後は始末する。
7月に更地にして返すつもり。
なので、後数ヶ月使うだけになった。
この木を眺めるのももう最期か。
マシュマロいちご園は8年間やったことになる。
このいちご園のお陰で、僕はタイで暮すことが出来た。
マシュマロちゃんと一緒に、いろいろと新しい事を楽しみながら頑張って来れた。
助っ人に来ていた妹さん夫婦は次の年から自分たちのいちご園を持てたし、僕等はカオヤイのいちご園を持てた。去年迄一緒に働いた住込みワーカー夫婦も、今年から自分たちのいちご園を持つに至った。
だから、閉園してからも、時々訪ねるだろうと思う。
こんなショップなのに、当時は綺麗だと満足していた。
サンタクロースになるのも楽しかったが
- Related Entries