追加のカフェをどうする?その2
今年は入場料以外の売上を増やすために、従来のショップの近くに追加のカフェを作りたいと思った(その記事はこちら)。
それで、僕らのイメージ図を元に、新居を建ててくれた建築会社に3万バーツで詳細なデザインと設計図を依頼した。
設計図は、詳細で30ページもあり、3万バーツならば安いと思える出来だった。
しかし、施工費を聞いて驚いた。
70万バーツだという。
最大でもトータル30万バーツの予算だったので、到底受け入れられる価格じゃない。僅か3.4m X 6mの小さなカフェなのに、立派な家が建つような値段でビックリ仰天。
けれども、デザインと設計図があるなら、ちゃんとした監督さえ居れば、地元の無学歴技術者でも設計通りの物が建てられるのではないかと考えた。
で、地元の技術者に聞いて見ると、
「バッチリ設計通りのカフェが作れる。」という。
まあ、そう言うだろう。が、過去の経緯から、ほぼ信用出来ない。
しかし、お金がない僕たちは価格に負けた。
「30万ポッキリで全部やる」との売り込みに負けた。30万バーツと言っても安くはないが、ほぼ予算内だし、自分たちでは絶対建てるのは無理だし、折角長時間掛けてマシュマロちゃんと二人で考えた新カフェを諦めるのは悔しいので、その技術者に掛けてみることにした。
それで、一週間前から工事が始まった。
正しく家を建てるのと同じように、1メートル以上の穴を掘って、1メートル四方のコンクリート基礎を敷いて、そこに20センチx20センチのコンクリートの柱を立てる。
これで絶対に倒れたり傾いたりはしない。
同時に、絶対移動出来ない。3年後にはぶち壊さないといけないかも知れない。
本当にこの絵の通りの建物になるかどうか見もの。
ならなかったら損したことになるが、30万バーツなんて3年使えば1年10万バーツ。毎月2万バーツの利益が6ヶ月続けば建設費は出ることになる。つまり、1日の利益は700バーツあれば良い。という言うことは、1日30杯ドリンクが売れれば何とかなる訳なので、やって損することにはなるまい。
きっと。
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