グッピーちゃん
フラワーパークのお店の裏にある2x4x1メートルのコンクリートの池に鯉を12匹放して飼っていた。
しかし、一時的に水が腐って、4匹死んだ。
だから、今は8匹だが、今は体長が倍くらいに成長した。
けれども、水の濾過が上手く行ってなくて、水は緑に濁って、折角の綺麗な鯉が上から良く見えない。
この問題に、ハムケンは心を悩ませていて、この数ヶ月色々と試しているが、どれも上手く行ってない。
一方、元々妹さん夫婦のいちご園から貰ってきたグッピー10匹を放したが、それが妙に元気に繁殖している。
それが今、何匹居るのか分からないが、子供も入れれば全部で1000匹は軽く超えている。
鯉はグッピーを食べないし、餌も取り合わないので共存出来ている。
それだけの話だが、僕にとってはちょっと違う。
僕は、35年程前に熱帯魚に凝っていた。
グッピーから始めて、変な鼻の知的魚類に惹かれ、次に海水魚の世界に入ったが挫折し、最後にグッピーに戻った。
自分の庭にグッピー繁殖用の大きめの水槽を作って、美しい個体を繁殖させて一儲けすることを夢見ていたが、出来なかった。
それが今、美しい個体かどうかは兎も角、期せずして繁殖池が出来上がった。
8トンタンクなので、30年前の夢よりも大きな池だ。
今後、これをどうするかは分からないが、今後もきっとグッピーは増え続ける。
鯉の方はどうなるか分からないが、マシュマロちゃんは新居にも池を作って鯉を飼いたいと言う。
更に、フラワーパークに大きな鯉のぼりも靡かせたいと言う。
確かに、庭の池の鯉や、鯉のぼりは日本の専売特許だ。タイ人も、それが日本の文化であることを知っている。やれば、北海道フラワーパークの写真スポットになるかも知れない。
ただ、鯉にしてもグッピーにしても、事業に役立つかどうかは僕は余り関心がない。
每日、魚を見て、餌をやって、世話をするのが楽しいだけなのだ。