大御所兄貴のいちご園復活なり
僕がいちご園なぞを始めることになったのは、マシュマロちゃんのお兄さんがチェンマイから降りてきてワンナムキアオでいちご狩り園を始めたことから始まる。
その兄貴のいちご園の手伝いに、マシュマロちゃんが繰り出されて、その翌年にマシュマロちゃん自身のいちご園の場所を借りて、僕も手伝い始めたのがきっかけだ。
その後、大御所兄貴からノウハウを教わり、僕等のいちご園と、それを手伝った妹さん夫婦のいちご園は上手く行ったけれど、どういう訳か大御所兄貴のいちご園はどれも上手く行かなかった。
それで、いちごをや止めて白菜やトマトに挑戦したものの、それも上手く行かず、僕らと妹さんからの借金は約100万バーツに達し、今のところ返せる見込が立たないでいる。
それを少しでも手助けする為に、ワンナムクアオのいちご園に戻ってもらい、とにかく花でいっぱいに飾る様に提案し、その花の苗も僕等が無償提供した。
いちごも花も植えるのが遅かったせいで、今やっとその最盛期がやって来た。
この時期としては、この辺りでは一番きれいな花園になっていると思う。
入場料も一人20バーツ払ってもらうようにした。
その結果、土日には多くのお客さんが訪れるようになった。
いちご苗も素晴らしく元気で、スリップスは見当たらない。
これから3月にかけて、美味しいいちごがたくさんなりそうだ。
多分、これで今季は生活できる。
借金はまだ返せないと思うけれど、2~3年のうちに返してくれたら有り難い。借りたままじゃ兄貴の面目が立たないだろうから、返す気持ちは残っているはずと思うけど、定かじゃないな。
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