バーベナをカット
北海道フラワーパークの第一期終了の最初の作業は、バーベナの株を高さ半分以下に迄カットし、カットした草を取り除いたら、たっぷり肥料と水遣りを行う。
見事に花はなくなった。遠く迄見果たせるようになった。
朝夕、たっぷり水遣りすると、下の方から新しい茎がいっぱい出て来て2週間後には花も咲き出す。
あんなに多くの種を付けたのに、草木は弱らず、こうしてやると再び花が咲くなんて、なんと丈夫な花なんだろう。よっぽどこの辺りの気候に合っているんだな。
数日前にカットした草には、早くも新しい葉が吹き出して来た。
2月には再びびっしりの花が溢れるだろう。
そして、昨日からは白い宿根アスター(タイでは何故かカッターと呼ばれている)を引き抜き出した。
根本から既に多くの芽が出たしている。こちらもここの気候に良くマッチした花だ。
このように、引き抜かなくても、草の上部をカットすれば、直ぐに新しい花が登ってくるが、テンポが速すぎて花が大きく育たないうちに咲いてしまうため、8割の株を引抜いて捨てることにした。
2割は残して、雨季に株分けして来季に植える為の株を沢山作る。
抜いてしまった場所は、耕し直してから、来週ブルーサルビアの苗を植える。ブルーサルビアも大きく育ち、雨季まで長く咲くので重宝する。一面ブルーサルビアの花園も、良い香りだし、とてもタイ人受けする。
また、最後方にあったコスモス畑も耕し直して、そこにはビンク系のタチアオイ(ホリーホック)を沢山植える。
タチアオイは日本では梅雨の前後に咲いて真夏に枯れるが、タイでは、乾季なら何時植えても長く咲く有り難い花だ。タイ人にとっては珍しくないが、一面に咲かせれば写真スポットになるだろう。
このようにして、僕らは今月末からの第二期に備える。
今は、フラワーパーク入場料を無料にして、且つ花の摘み取りもタダにしている。
お客さんの少ない時期で毎日の収入はグッと減ったが、第二期に美しくなったフラワーパークにまた多くのお客さんに来てもらった方が良い。