カエルバクバク

花に水をあげる為のポンプを設置したので、井戸水の貯水槽に水を溜めて一週間程放っておいたら、貯水槽が小さなオタマジャクシだらけになった。

それこそ数千匹。

「凄い量だな。この野郎!息子にはオタマジャクシが打ち止めなのに、こんなところにウジャウジャ居たのか!こんなのを吸い込んだら、レインスプレーという新しいウォーターシステムが詰まちゃうぜ。」

と恨みを込めて、数千匹のオタマジャクシと共に水を土の上に排水して、皆殺しにした。

その後、新しい水を少し溜めてから僅か一日後、貯水槽を見に行ったらカエルがウジャウジャいてゲコゲコ鳴いていた。









どれも同じ種類で、数百匹居る。

多分、300匹位。

鳴くやつもいれば、複数重なり合って交尾している奴もいる。

水上に泡で固めた卵を産み付けた奴も居る。




このカエルの名前など知る由もないが、泡の卵の様子とサイズから、日本の天然記念物モリアオガエルに近い種類だと思う。ただ、色は薄茶色。

放っておいたら、数日後には貯水槽がオタマジャクシだらけになるので、住込みワーカーに駆除してくれと頼んだら、

「このカエルはメチャ美味い奴だ。取って食って良いか?」

と聞いて来たので、

「良いけど、条件は一匹残らず取ってくれよな。」

「よっしゃ分かった!」

その後、どうなっかと言えば、ご覧の通り



なんとも楽しそう。

数え切れなかったが、ざっくり言って300匹。

こんなに小さい身体と細い足しかないのに、どうやって食べるんだ?

簡単だった。

クノールの味付け調味料をかけて、丸ごと揚げるだけ。

皆、例外なく美味いうまいの大騒ぎ。

ガキンチョはかっぱえびせんの勢いでバクバク。



「これはビールのつまみに最高。ビールがあると良いのになあ、ボス!」と皆からビールの催促。

僕は、「あのお、昼休みの時間はもう1時間も過ぎているんですけど。」と言いつつ、ビールとカエルのコンビネーションの魅力に負けて、皆の分までビールを買って来る破目になった。

そして、恐る恐る食べてみると、
「うん、これは確かに悪くない。腹も臭くないね。」

ワーカーが言うには、腹の中に糞はなく、産む前の卵があるだけ。この卵が美味いんだよ。」

ビールのせいもあって、丸ごと食べても気持ち悪くなく食べられた。味はと言えば、クノールの調味料と油の味しか感じられない。

ウシガエルは食べたことがあるが、こんなに小さなモリアオガエルモドキを食ったのは初めてだった。

コオロギや蛾の蛹よりも良い味だ。

全部カエルを取って、綺麗に洗った貯水槽に再び水を入れておいたので、明日か明後日には、また数百匹のモリアオガエルモドキが泳いでいることだろう。





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