建設契約締結
昨日、新居建設の委託請負契約に署名した。
結局、初めに訪問した会社に決めた。
何故、その会社にしたのかと言うと、
① コラート地方だけを受け持つ小さな会社で、社員は約15人。彼らの自宅兼事務所以外に販売店や展示場、モデルハウスを持たないので、その営業経費が少なく最終価格が比較的安い。(以前、日本の住宅会社の方に聞いたら、販売価格の3分の1が建設材料人件費、3分の1がモデルハウス等の営業経費、残り3分の1が管理間接費用及び利益とのこと。)
② 会社のモットーとしては、デザインから施工迄全て社員だけで行い、下請けに外注したり、日雇い労働者を使うことは一切ないため、しっかり工程、品質管理が出来る(そうである)。
③ 鉄、コンクリート、塗料等基本材料は決まっていて高品質を保証している(10年間品質保証付き。 下請けや日雇い技術者を使うと、材料の規格を下げて費用を騙し取ることが横行している。日本も同じだが、タイはもっと酷い。)
④ デザイン時にこちらの意見をよく聞いてくれた。英語でも会話が出来た。
などなど。
本当に信用出来るかどうかは、やってみなけりゃ分からないが、印象としては悪くなかった。
もう一社も良かったが、セントラルコラートに販売事務所があり、社員の学歴、免許取得率も高いせいか、前者よりも3割高かったので止めた。
会社を使わず、自分で設計して、日雇い技術者を雇って作れば、半額で出来るが、僕には家を設計することも、労働者をしっかり管理することも出来ないので、高くてもちゃんとした会社の方が良い。
費用はオール込みで215万バーツ。
但し、以下のものは含まれていない。
水道タンク
水道ポンプ
温水器
換気扇
バスタブ
台所設備(コンロ、洗い場、コンロ上の換気扇)
照明器具
屋根下の遮音(温)マット
これらの設置はしてもらえるので、品物を買ってくるだけで良い。
窓や扉や床材等は所定の費用内なら自分で選べる。もしも所定の費用を超えたら差額のみ足せば良い。所定の費用よりも安く調達出来れば、差額はこちらに戻ってくる(ホントかなあ?)。
当然だが、エアコン、ダイニングテーブル、ベッド等は自前で買わないといけない。
と言う事で、総費用は250万バーツ程になりそうだ。
窓や扉の遮音性、防犯性が不十分と思えるので現在調査中である。
今月末から施工開始して、11月迄に完了する予定だが、天候等で多少前後する。
出来れば、いちご園開演時には、新居に引っ越していたいと思うが、どうなることやら。
このように、大きな家ではない。
だけども、何年住むか分からないし、子供が出来なければ二人だけなので広過ぎるくらいだろう。
僕は日本で4人家族の為に、もう少し広い家を建てたが、住み始めて10年後には夫婦二人だけになり、15年後には妻一人になった。
その後、娘が一時的に住んだが、結婚して出て行った。
新しく建てる家も、10年後に僕がタイに居るかどうか知れたものではない。
この年齢とこのご時世では、あまり先のことを考えても意味がないので、当面良ければ万事良しとするしかない。