チュラロンコーン大学卒業式

先週の木曜と金曜日にチュラロンコーン大学の卒業式があった。

大学に入ると、朝8時前なのに、既に人がいっぱいで、車の立ち入りも制限されていて、いつもと様子が大きく違っていた。

チュラロンコーン大学は、日本で言えば東大に当たる由緒ある大学なので、その卒業式は学生だけでなく、親御さんたちも多数出席する。とても高級なカメラを持った男たちもたくさんいて驚いたが、どうやら彼らはプロのカメラマンで、卒業記念の写真を撮って売っているのだった。カメラといえば、カメラマンじゃない一般の人達も結構いい日本製のカメラを持っている。日本製のカメラといっても、日本のカメラメーカーは早くからタイに進出していて、レンズから組み立てまでタイで製造されている場合が多い。街にはカメラの宣伝ポスターがたくさんある。タイで製造されていて、所得水準は日本の数分の一なのに、カメラの価格は日本の市場価格より大分高い。それにもかかわらず、チュラロンコーン大学生の家庭の経済レベルが平均よりもかなり高い点と、タイ人の写真好きという性格もあってか、持っているカメラの質は日本人旅行者のそれと較べて全く引けをとらない。

大学内の雰囲気と学生や家族の様子を数枚の写真で紹介します。

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文学部前の様子。

 

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文学部前の広場。日本語学科の卒業生の日本語レベルは本当に凄い。

コーヒーショップで話しているところを立ち聞きする限り、日本語で考えて日本語で話している。

日本の女の子のような口語から、綺麗な敬語まで使いこなす。やっぱり頭がいいのだろうか?

対して、僕は最近は落ちこぼれの危機に立たされている。 

 

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タイの若い女性は、こんな感じのワンピースを着ることが多い。真ん中の黒スカートが卒業生。

卒業生は美容院で特別な化粧をしてもらってくる。巨大なつけまつ毛に、厚い下地、白く鼻筋を通して、頬はピンクと、まるで舞台化粧のようで笑ってしまう。

しかし、タイの風土と彼女らの笑顔で、何故かあまりケバケバしい感じはしない。

 

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ヘリウム不足で日本ではディズニーランドの風船も自主規制と聞いていたが、ここではあんまり関係ないという感じ。

僕はチュラ大のロゴ入りTシャツを自分のために買ってみた。

 

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チュラロンコーン大学の卒業式には、毎年妃殿下が来るので、その車が通る数時間は構内も道が立入禁止になり、僕は停めた自転車のところに行くことも出来ず、2時間あまり図書館で時間つぶしをしなければならなかった。食堂も超満員で、食べる気が起きず、帰り道のタニヤのラーメン亭で、日本の肉野菜定食を食べて帰った。タイ料理特にタイのご飯に飽きてきたので、妙に美味く感じた。

自分の大学の卒業式のことは、全く思い出せない。多分親も来なかったと思う。卒業自体がそんなに晴れ晴れしいことだったという記憶もない。むしろ、小学校や中学校の卒業式の時の方が感動したと思う。先生は泣いていたし、卒業生もお互いに遠い別れという感じがあった。大人になってからは、自分の感性が鈍くなったのか、人生の節目が減ったのか、あまり「卒業」とか「別れ」の感動もなくなってしまった。早期退職でサラリーマンを卒業し、単身異国に来たわけだが、その時も祝福やエールがあったわけじゃなく、一人静かに孤独にやってきたという感じがする。

まさか、50を過ぎてから大学生になるなんて夢にも思わなかったが、何でもありのこの国だから何故か違和感がない。そもそも、人生なんてなんでもありだ。レールや枠から外れることを、そんなに恐れることはない。

 

 

 

 

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Topic : タイ・バンコク
Genre : ForeignCountries

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