夜のトイレとカルシウム
歳のせいか、お酒の飲み過ぎのせいか知らないが(訳者注:多分両方)、夜中におしっこでトイレに行く回数が多くて嫌になる。
去年は、一晩に3~4回だったと思う。それでも多いが、この頃は5~6回に増えた。
つまり1時間半ごとにトイレに起きていることになる。
流石にこれは多過ぎて異常だ。
もう一つの異常は、シアリス(のジェネリック)つまりタダラフィルがなかなか効かない。
子供を作るという目標達成の為にも、マシュマロちゃんとの愛情維持の為にも、効いてくれなきゃ困るのに、20mgを飲んでも朝立ちすらしない。
20mgを3日間連続で飲むと、3日目に朝立ちするようになるが、めまいも始まる。
これらの異常事態の原因を考えてみた。
そして、共通の原因となり得る要因を思い付いた。
カルシウム過多である。
タイの水はカルシウム濃度が異常に高く、特に我が家の水道は鍾乳洞がいっぱいある方解石と炭酸カルシウムで出来た地下からの井戸水を濾過した簡易水道であって、乾くとカルシウムが析出する。水漏れがあろうものなら、1週間で鍾乳石が出来る程だ。
勿論、そんな水を飲料水としている訳じゃないが、どうしても炊飯や料理から入る。
実際に飲む飲料水は20リットル15バーツで買っているが、蒸留水でも限外濾過水でもない。多分カルシウム濃度はまだ依然として高いだろう。
それに加えて、抗酸化物質補完として飲んでいたビタミンA, C, D, E や亜鉛、マグネシウム入りの錠剤にたっぷりと必要量以上のカルシウムが入っている。
つまり、血中のカルシウム濃度が高くなり過ぎて、それを排出する為に、夜中におしっこが多量に出るのではないだろうか?
カルシウムが血管のカルシウムチャンネルに入ると血管が収縮して血圧が上がる。
息子が縮んで元気がないのも、カルシウムのせいで血の巡りが悪かったのも知れない。
そして、それがシアリスが効かない理由の一つじゃないだろうか?
そう言えば、ここ1~2年血圧が高くなっていた。
若い頃は120mHgに満たないくらいだったのに、最近病院で測ると140超えの時がある。130以上は要治療域だ。
そこで、カルシウム剤を飲むのは止めて、且つお試しに薬局でカルシウムチャンネルブロッカーの降圧剤であるアムロジピンを買って飲んでみることにした。
アムロジピンは最も良く使われる降圧剤の一つで、副作用もあまりない。
日本じゃアムロジピンは2.5mgか5mgが普通で、効果不十分の場合のみ10mgにするらしいが、タイでは5mgと10mg錠しか売ってなく、自動的に10mgを購入した。
1錠2.5バーツと安かった。
僕は降圧剤など飲んだことがなかったので、始めの2日は10mg剤を2つに割って5mgにして飲んだ。
何の作用も感じなかったが(血圧は測ってない)、なんと効果があった!
まず、夜のトイレの回数が3回に減った。
更に、シアリス20mg投与2日目の朝に、しっかりした朝立ちが見られた。エロい夢を見たせいかも知れないが、カチンカチンの朝立ちだった。
「これは当たりだぜ!」
と思った。
夜のトイレ回数と血圧だけでも飲み続ける価値はある。
肝心の息子への効果については、朝立ち以外に見えないが、こちらは少々複雑なので、もう少しいろいろ試してみるつもりだ。
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