土砂降りの夜の残業

快晴だった昨日、余ったいちご苗のビニールポットを剥いてバスケットに並べ替える作業を午後5時から始めたら、朝の快晴が嘘のような豪雨が降り出した。

この作業は、1回目の定植の後に枯れたり元気が無い株を新しい株と差し替える為のもの。思ったより僕等の豚糞の質が良く無く、他園に比べて生育が悪く、枯れた苗も多かったのだ。

しかし、いちご苗をこうしておくと、酷く乾かさない限り最低でも2週間は維持できる。

降り出した雨の勢いも凄いが、雷も豪快で、雷の音と光に愛犬ベリーちゃんが怯える程だった。

この雨も、新たな台風の残骸の影響らしい。

いちご畑は、あっという間に水浸しになった。

しかし、僕達の作業は続く。

こんな豪快な雨の中でも、ショップの中で濡れずに働けるのは、ショップの屋根と高床の作りがしっかりしているからだ。

カオヤイとワンナムキアオで、このようなショップがあるのは、僕らだけなのだ(えっへん!)。

マシュマロちゃんと農園で夜なべをするのは久しぶりだった。マシュマロちゃんがビニールを剥いて、僕が剝いた株をバスケットに並べる。

マシュマロちゃんは、約6000株全部をやると言っていたが、夜の9時前に僕がめげた。

結局、約4500株を処理したところで、めげた僕を見て、本日終了となった。

疲れたが、こうして仲良く夜なべしていると、お互いの親密感が増してくる。

大型ヤモリのトッケイが僕ら二人をじっと見つめていた。

家に帰っても豪雨は止まず、夜中の0時まで轟音を立てて降り続いた。

翌日の沢ラムタコーンは予想通り大氾濫し、溜池のポンプは再び水没した。

今日は雨の中、カオヤイの仲間の農園の第2期定植の手伝いに行った。

雨と泥でぐちょぐちょになったが、こういう作業もたまには悪くない。

僕の作業は遅く頼りないが、元ホワイトカラーの日本人の老人のくせに、一緒に泥の中で頑張って手伝う姿に、彼らは感動し感謝してくれているようだった。

あと一箇所、第2期定植を手伝わないといけない農園があるが、それが終われば、汗と泥の野良仕事はひとまず終了となる。

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サラリーマンはもう飽きた。気がつけば人生の残りも僅か。ここはひとつ、窮屈な日本を抜け出し、活力あるのにどこかゆる~いタイを舞台に、自分らしい第二の人生に旅立つことを決めてしまった親父。
タイに来て早10年。挑戦と冒険の心を忘れずに、異国でセカンドライフを謳歌している60代のオヤジです。

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