男は黙って抗酸化サプリ
前にも書いたが、近年、抗酸化作用のあるビタミンや補酵素、金属類が、驚くほど生殖能力に影響することが分かって来た。
女は、閉経によってはっきりと生殖能力がなくなるのが分かるが、男も年を取ると徐々にチンコも精子も力がなくなって子供を作る能力が衰える。
但し、一般的には、60歳を越えた男には生殖能力は最早必要ない。
老人だって性欲はあって、エロい興奮は必要だが(寧ろ年齢と共に増強するらしい)、普通は実際に子供まで作る必要はなくなっているだろうから、自然の摂理に沿った生殖能力の衰退だろう。
しかし、もしも60歳を越えてから子供を作ろうとした場合は、普通じゃない工夫や努力が必要である。
よく言われるように、年をとると身体全体が酸化的になる。
不飽和脂肪酸が酸化されて、老人臭の元凶の成分が生み出される。
勃起を起こすきっかけとなる一酸化窒素の生成も、即座に酸化されて働かなくなる。
抗酸化剤を摂取すると、文字通り酸化作用が抑制されて、勃起も良くなるし、精子の量や活動も増えるらしい。
と言うことで、以前から抗酸化作用のあるビタミンA,C,Dや、亜鉛を含むビタミン剤を飲んでいる。
しかし、最近はまだ効果が足りない気がして、ビタミンDと金属を増強する栄養剤を購入した。
見て分かるように、ビタミンD3と亜鉛の増強が凄い。
ビタミンDは、皮膚で太陽光線を浴びて自分で作れる。しかし、日本人の普通の生活では自己生産量は不足で、だからビタミンなのだが、僕は毎日灼熱のタイで、日中は殆ど外に居て、真っ黒に日焼けしながら働いているので、多分ビタミンDの生成量は平均よりも多い。
そこにきて必要量以上のビタミンDを摂取すると、もしかしたら効果よりも害の方が大きくなる恐れがあるが、僕は自分の身体を叩き治したいので、上記の2剤を足すことにした。
まだ足りないのは、葉酸とコエンザイム−10であるが、それらは今後様子を見て付け足すつもり。
[参考]以下、現代ビジネスの記事より抜粋
抗酸化サプリと生殖能力との関係
ニュージーランド・オークランド大学のMarian G. Showell研究員らの研究チームがCochrane Database of Systematic Reviews オンライン版に発表した研究で、不妊治療中の男性が抗酸化サプリを摂取することで、妊娠率が上昇し、赤ちゃんが生まれる可能性が高くなることが明らかになりました。
研究チームは抗酸化サプリメントを経口摂取することで、男性不妊が改善する可能性があるのではないかとの仮定のもと、既存の研究データを多数分析しました。
集められた34の治験、合計2876組のカップルのデータを分析した結果、不妊治療中に男性が抗酸化サプリメントを経口摂取していたカップルの妊娠率は、男性がプラセボを与えられ抗酸化サプリメントを摂取していないカップルに比べて、4.18倍も上昇していました。
また出生数では4.85倍にも上っていました。これは抗酸化サプリメントを男性が摂取していたカップルでは、1000組で約90人の赤ちゃんが生まれたのに対し、プラセボのカップルでは1000組で約20人の出生数に留まることを意味します。
またこうした妊娠率の上昇から研究チームは抗酸化サプリメントの効果により、3ヵ月以内で精子運動性能が13.47倍、精子濃度が6.79倍もプラセボグループよりも上昇したと見積もっています。
なお治験で使用された抗酸化サプリメントは主にビタミンE、ビタミンC、カロテノイド、ユビキノール(COQ10)、葉酸、亜鉛などだったということです。
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