だからムーカタ2020
新しく来た住込みワーカー(特に幼妻の方)の写真を撮りたかったが、なかなか機会がなかった。
下手にカメラを向けると、
「勝手に人の写真撮るの止めて! このスケベジジイ!」
てな視線を浴びるのが怖いからだ。(訳者注:実際スケベジジイで悪かったなあ。もっとエロい写真撮らせろ!)。
今日は夕方4時に、ワーカーが畑を耕している最中に雨が降り出した。あと一時間で労働時間終了だし、服は汗で既に湿っていたので、彼らは雨の中、そのまま耕し続けた。
それを見て、僕は急にムーカタを奢りたくなった。
お僕らも金欠病なのだが、日雇いワーカーが来て約一週間が経ち、今のところ良く働いてくれているので、夕飯のご馳走くらいしてあげても良い頃だったし、写真を撮るいい口実にもなる。
4時半に雨の中ワーカーに近寄って、
「今日はもう雨はやまないから終了にして良いよ。仕事は終わりにして、一緒に飯でも食いに行かないか? 近くに、上手くはないがムーカタのお店があるから、5時になったらそこに行こう!」
そう誘ったら、幼妻は、
「行きたいけど私達お金が無いから止めときます。」
と言った。
「大丈夫。僕が奢るから。手を洗って服を着替えて行こう!」
そう言ったら、にっこり嬉しそうに微笑んだ。
奢って貰うに決まっていても、一応それを前提にしないで断る仕草を示すところが宜しい。
こいつが23歳の若旦那。小柄でまだ子供みたい。
鶏の世話役を任命した。
こういう撮り方なら、スケベジジイとは思われなかっただろう。
Vの字を出すところが可愛い。
色白で痩せている(訳者注:隣のマシュマロちゃんがデブなだけ)。
もう母乳は切れて胸はタレタレである。
とても15歳で子供を産んだ二人の子持ちには見えない。現在20歳。でも、夜暗くなると怖い怖がり屋。
マシュマロちゃんの顔は日焼けが凄いのに、何故この幼妻は白いままなんだろうか? 不思議だ。
帰り際、幼妻は、
「ハムケンさん、今日はご馳走様でした。」
と言った。
このくらいのお礼は言うのが当たり前だが、幼妻からは4人目にして初めて言って貰えた気がする。
- Related Entries