コロナ鬱かも でもハッピー
コロナ鬱というのが世界中で増えて問題になっているそうだ。
日本人は、多分BCGの効果で、中共コロナ肺炎になっても死ぬ人は少ないが、多い国では死亡率が日本の数十倍も高い。
伝染ったら死ぬかも知れないというのは恐怖だ。
コロナのせいで客が激減して経営が立ち行かなったり、職を失って収入が無くなってしまい生活に困窮したり、そうなってしまうのではという不安もあるだろう。
コロナで急に世界が変わってしまい、先行きが見えなくなってしまったし、ソーシャルディスタンスで生活パターンも変わってしまった。
だから、鬱になる人が増えるのは当然だろう。
このご時世で、今までと同様に元気溌剌な人は、強靭な精神力を持っているか、超鈍感かの何方かだろう。
僕もコロナ鬱になったようだ。それももう3~4ヶ月になる。
毎日、ニュースが気になって仕方がない。
特に、香港、台湾の危機。文明を滅ぼす勢いの疫病の蔓延。中国共産党の断末魔的な邪悪さ。神が怒ったような天変地異。
そんなニュースばかり気になって読んでいるので、心は暗く沈み、悲しみと怒りに心が満たされてしまう。
そんなニュースなんか読まなきゃ良いのに、読まずにいられない。
会話からユーモアや笑いが消えて、無表情な顔になっている。
夜は、お酒を沢山飲まないと眠れなく、眠ると悪い夢を見る。
まさしく、コロナ鬱でしょう?
鬱と言うことは、本人は幸福感は殆ど感じてなく、寧ろ辛い感情が支配的なのだが、最近僕は実は凄くハッピーなんだと気付いてしまった。
野良仕事で単純作業を繰り返していると、何故だが昔の(16歳から35歳くらい迄の)悔しかったこと、恥ずかしかったことが思い出される。同じような風景が、まるでトラウマのように再現されて、PTSDのようだ。
それらは、僕の人生の汚点であって、もはや取り返すことは出来ない。
しかし、ある時気付いた。
過去のことは、過ぎたことであって、もう変えられないし、今この瞬間の人生とは関係ないだろう。
過去はどうであれ、今の僕の周りに僕を恨んだり妬んだり軽蔑したりする人は居ない。居たとしても、もう遠くに行ってしまった。
文化や言葉は違って分かりあえているとは言い難いながら、お互い愛おしいと思う人達と一緒に人生を築いている。
娘より若い人と一緒に眠り、悪夢に目覚ても柔らかい肌に触れることが出来る。
僕のDNAを持った子供が欲しいと思う女がいる。
5年目になるいちご園だって、まんざらでもないし、2年で土地を買えて1年で家を建てられそうだから、20年経ってもローンが完済しない日本より良い感じにも思える。
これって、僕はもしかしてハッピーなんじゃないだろうか?
過ぎてしまった過去のことなど、もうどうで良い。
ジジイでも、今と明日のことだけ見て生きれば良いのだ。