キッスとコロナ
中共コロナ蔓延がいよいよ佳境に入って来た。日本もかなりやばいがアメリカが凄い。これまでの文明が皆そうであったように、このまま疫病のせいで文明が終焉するのだろうか。
この頃は、観光客も増え、いちご園準備で忙しくなってきたが、ロックダウンで家に居るしかなかった時、僕はネットフリックスで映画やドラマを観まくった。
アメリカのもの、ドイツのもの、日本のもの、ロシアのものと見比べると、ドラマの進行速度や会話内容や表情などにお国柄による違いがあって興味深かったが、泣けるのは日本のものだけだった。
ただ、僕は未来物、宇宙物、SF的なストーリーが好きなので、アメリカのドラマを観ることが多かった。そうすると、アメリカ人との生活習慣の違いを今更ながら強く感じた。
一般に欧米人はアジア人よりもキッスと抱擁の頻度が高いと思う。最近のアジア人や日本人にもキッスと抱擁が好きな人が増えたと思うが、家族や友人と挨拶代わりに頻繁に抱き合ってキッスはしない。
夫婦間だって、夜の営みの際にはキッス位はするが、朝起きた直後の未だ歯を磨く前の時間にベッドの上で濃厚キッスはあまりしないんじゃないだろうか。僕はしない。第一、口がばい菌だらけで臭くて、キッスどころか近くで話すのも嫌だ。
先ずは起き上がって歯を磨いて、舌茸を取り除いて爽やかな息になってから話がしたい。キスも同様。それでも未だ口が臭いと言われるくらいだ。
ところがアメリカのドラマを見ると、朝起きがけのキッスと抱擁と、それに続くセックスの場面がとても多くて驚く。朝のセックスは宜しい。既に息子もその気になっているし、心に雑念がないから、やりやすい。
しかし、濃厚キッスは頂けない。
それと、友人や親子間での抱擁とキッス。あんなに頻繁にする必要があるのか?
僕がそれに拘るのは、その習慣こそがコロナ蔓延の原因じゃないかと思うから。
あんなことをすれば、コロナが伝染らない訳が無い。
実際に、交通機関や職場よりも、家庭が一番コロナが伝染される場所のようだ。
マスクも重要だが、それ以上に、
「やたらとキスしない。抱き合わない。」ことの方が感染防止に重要なんじゃないだろうか。