住込みワーカーの家の新築2
丸5日間掛かって、やっと新しい住込みワーカーの家の屋根が出来た。
上部の溶接は本当に難しかったが、ワーカー以外に助っ人が二人来てくれたので、想定以上に丈夫に出来た。
未だ床と壁は出来てないが、2年前に作った古い家の床材(耐水性ベニア板)と壁材(スマートボード)を外して、それを使えるだけ使いたいと思っている。
お金がないくせに、屋根はトタンを止めて、茶色に塗装された防音防熱のアルミ張りスポンジ付きのガルバリウム鉄板を使った。
カオヤイとワンナムキアオのショップに使ったものと同じ物だ。
1m X 0.75mで150バーツと、2年前の亜鉛波トタンに比べて2倍以上高いが、雨の音も静かだし見事なまでに暑くならない。耐候性も優れていて10年以上使えるのではないか?
やってみて思ったが、コンクリート柱と鉄角パイプのコンビネーションは施工が難しい割にメリットが少ない。
全部、鉄の角パイプにすれば良かった。値段もその方が安く出来たかも知れず馬鹿らしいことになったが、横からのイチャモンで最初に経てた計画を度々変えたのが失敗だった。
唯一のメリットは、雨の多いタイの気候では、コンクリートの柱が一番経年劣化が少ないことだろう。それに、コンクリートも鉄の角パイプもバラせばまた使えるので良しとしよう。
ここ迄の経費は23000バーツ。モン族のいちご狩り園仲間の掘っ立て小屋の倍の経費になってしまったが、もうこれからは2年毎に建て直す必要はなくなると思うし、嵐で倒壊することもないだろうから、長期的に考えれば高くないのかも知れない。(あと数年続けるかどうか不明だが)
お金さえあれば、こんな不毛な苦労などせずに、さっと強くて美しい家が出来ただろうから、やっぱ貧乏人は駄目である。
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