88 Coffee
1週間程前のことだが、カオヤイの家から6kmくらい辺鄙な方に行った所に、やけに流行っているコーヒーショップがあると聞いたので、勉強の為に二回に分けて行ってみた。
そのコーヒーショップは88 Coffeeといって、経営が同じか違うか知らないが、直ぐ隣に888 Coffeeというのもあるし、Khaoyai Kiri Thantip Resortと言うリゾートホテル内の経営のようにも見える。
場所は、僕らの水源のラムタコーンという沢の下流に面していて、川別の涼しくて野性味のあるお店だった。
最初に行った時は、土砂降りの雨だったか、それにも関わらず妙に混んでいて満席だったので、写真だけ写して帰った。
僕らは土砂降りに打たれて、下着までずぶ濡れになった。
翌日は、週日だったので、それ程混んではいなかったが、それでも結構客がいて驚いた。晴れていたので気持ちよかったが、連日の雨で川は濁っていた。
きっと乾季には水が透き通って、さぞかし綺麗だろう。
コーヒーショップはラムタコーンに張り出すような高い桟敷に作られていて、とても開放感がある。
大きな見せるだけの水車もあって、川の流れでギイギイ音を立てて回っていた。
川を渡る吊り橋もあって写真スポットになっていた。
コーヒー類の種類は多くて、僕らはイチゴジャムコーヒーと、ブラック冷アメリカーノを飲んだ。正直、特に美味しくなくてがっかりした。
他にも、ケーキとカオパットを食べたが、少し高めだった。
辺鄙なところだが、ラムタコーンが湾曲して流れていて、森と川に囲まれ、都会では味わえない野趣に浸れるところが人気の秘密なんだろうと思った。
伺った時は、僕らのカオヤイショップはお客さんが来なさ過ぎて閉店していたのに、ここは満員御礼で、完敗と言う感じだった。その時期は、何処も閑古鳥と信じていたのだが、ちゃんと流行ってる店を初めて見た。
コーヒーや食べ物は大したことなかったが、こういう水と森の雰囲気が流行る秘訣なんだろうと思った。タイ人はこういう雰囲気が好きなんだと改めて分かった。
しかし、この環境は残念だがちょっと真似しようがない。
僕らの農園の400メートル背後にもラムタコーンがあって、僕は時々ポンプ検査を兼ねて寛ぎに行くのだが、ここではショップは出来そうにない。