2020年の抱負

ハムケンは、毎年年末か年始に真面目にその年の抱負を考えて、このブログにも書いてきたが、今年は未だ書いてなかった。

考えてなかったからじゃなくて、実現可能かどうか疑わしかったのと、書くのが恥ずかしかったからだ。

けれども、今まで考えた抱負だって、ちゃんと実現できた試しがないのだから、今更恥ずかしがるのも馬鹿げている。

それに、ともかく動き出してしまったので、後日振り返った時の証拠として書いておくことにした。

抱負とか言って、今年ももう既に半分終わってしまったけどね。

今年の抱負について、ビジネスに関する物はない。恐ろしく何もない。

Covid19で、この先どうなるか分かったもんじゃないし、仮に今より悪い方向に向かわなかったとしても、新しいことに挑戦する資金もないので、ビジネスが凄く良くなる見込みは無く、現状維持が関の山だからだ。

つまり、僕の抱負はすこぶるプライベートなことなのだ。

今回は、その心情的な背景は余り書かないが、僕の今年の抱負は、

マシュマロちゃんに子供を授けること

なのだ。

「アホか、このトンチキ!」と言う声が聞こえてくる。自分にとっても、全く予想外の抱負だ。

僕は61歳。今までに二人子供がいて、ちゃんと大人になる迄成長した。他にも、産まれなかった子供が複数いるし、もしかして僕が知らないだけで産まれた子供が居るかもしれない(訳者注:多分無い)。

もう新たに自分の子供を作る必要はないと思い、10年以上前にパイプカットをした。

お陰様で、その後ゴム帽子無しで楽しむことも出来た。

パイプカットの時に、

「一度カットして数年経つと、後で何をしても、もう二度と子供を作ることは出来なくなる」

ことを医師から説明され、それを理解の上同意した旨の同意書も書いた。当然、「もう子供はいらない」と言う妻の同意は得たが、パイプカットの同意書は偽造で、パイプカットのことは話していない。

ところが、もう二度と子供を作ることは出来ないと言うのは間違っていた。

経時変化はあるが、パイプカットしても精管を再度繋げば、年数が経っていても精子が出てくることが多いことが分かった。

このことを、日本の泌尿器科医ですら未だに知らない人もいる。再結合手術の経験が豊富な医師は少ない。進んでいるのはアメリカだ。

手術の腕にも依るが、精子が出てくる確率は50%以上(もし精子産生能力に問題が無い場合は85%以上)。2年以内に自然妊娠に至る可能性は、25%以上。

と言うのが、最近の数字のようだ。パイプカット後25年経っていても、自然妊娠に至ったケースもあるらしい。なかなか自然妊娠できない場合でも、ある程度元気な精子さえあれば、他にいくつかの方法がある(人工受精、体外受精等)。精管再建手術などしなくても、いきなり体外受精という手のあるが、安全性とコスト面から、再建術が第一選択となる。

ただ、パイプカットと比べ、精管再建の方が難しい手術で、非常に細かい作業を顕微鏡下で行う。成功確率は顕微鏡下で高いようだが、目視下との差がどれ程なのかは僕は分からない。

今日はここ迄。

次回は、どうしてこんなことを考えたのか、コラートの病院での実態はどうなのか、について書きたい。

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「アホか、このトンチキインポ!」
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サラリーマンはもう飽きた。気がつけば人生の残りも僅か。ここはひとつ、窮屈な日本を抜け出し、活力あるのにどこかゆる~いタイを舞台に、自分らしい第二の人生に旅立つことを決めてしまった50代親父。

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