白菜植えの手伝い

「さあ、もう時期雨が降り出すぞ。」

風が吹いて、遠くで雷の音が聞こえてきた。

昨日今日と、僕はワンナムキアオで白菜苗の植付けの手伝いに来ている。

マシュマロちゃんの兄貴が新たに土地を借りて、いちごの農閑期に白菜などの野菜を作って稼ぐことにしたのだ。

彼はいちご狩り園をワンナムキアオで始めた大御所なのに、ワンナムキアオでの競争に負けて、ライバルが少ないブリランでいちご園を始めた。

ワンナムキアオよりは売りが良くなったらしいが、二人の学費と新築した家のローンもあって、僕らと妹さん夫婦から借りていた大金を今年も返せなかった。多分、他からもお金を借りていたので、それを返すのに精一杯だったのだろう。

僕らと妹さん夫婦から、それぞれ50万バーツ以上の借金がある。大金である。普通に一年で返せる額じゃない。

お金が足りない僕らとしては、少しでも返してもらわないと困る訳だが、返す金がない人からお金は取れないので仕方がない。

彼は10ライつまり16000平米を1年20000バーツで借りたらしい。標高は400メートルの平坦地で以前はトウモロコシを育てていたようだ。

乾季の終わりにも、山の麓にある3つの溜池に水がたっぷり溜まっていて、これから大雨が降れば池の水が溢れることはあっても、水が無くなることはなさそう。

ここに、スプリンクラー散水設備を設置し、60000株の白菜を植える。もう7割方植えた。

スプリンクラーを作動させたところ。電気がないので、エンジンポンプで汲み取る。

タイの白菜は、気候のせいか日本のそれよりずっと小さい。日本のはひと抱えもあるが、タイでは片手の掌で持てる程度の大きさで出荷する。値段は変動するが、一つ25バーツ程度だ。

苗は一つ0.6バーツくらいで買えたそうだ。

一月半で出荷出来るそうだ。

いちごシーズン迄に2回出荷できるとすると、一つ20バーツで売ったとして、20 x  60000 x 2 = 240万バーツとなるので、そうなれば僕らにお金を返せるのではないか?

だから、ただで手伝いに来ている。

植え付けは、総勢10名で行う。土に等間隔の穴を開ける人と、セルトレイの苗を穴に植え付ける人に分かれて作業する。僕は始め植え付け係で後半は穴明け係。

面積としては、300 x 300 メートルくらい。スプリンクラーだけで900個あるから、初期投資もかなりあるだろう。

実は大御所兄貴は、前農閑期にタイのトマトに挑戦した。知り合いが成功して良い稼ぎになったからだが、彼は成功しなかった。病気が発生して収量が少なかった上にトマトの値段が下がって、疲れただけで大して儲からなかった。

だから、今回の白菜もどうなるか分からない。

タイで農業で大儲けした話は聞いたことがない。

Related Entries

Comments

Private comment

訪問カウンター

Online

現在の閲覧者数:

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

プロフィール

ハムケン

Author:ハムケン
サラリーマンはもう飽きた。気がつけば人生の残りも僅か。ここはひとつ、窮屈な日本を抜け出し、活力あるのにどこかゆる~いタイを舞台に、自分らしい第二の人生に旅立つことを決めてしまった50代親父。

カレンダー
09 | 2020/10 | 11
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
サイト内検索
最新記事
カテゴリ
カテゴリ別記事一覧
月別アーカイブ
最新コメント
RSSリンクの表示
ジャンルランキング
[ジャンルランキング]
海外情報
1位
ジャンルランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
アジア
1位
サブジャンルランキングを見る>>
現在閲覧者数
現在の閲覧者数:
閲覧者数
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる