世の中はうつりにけりな
月末にいちご園を閉じてから、ずっと家に籠もっている。
家でいちごジャムを大分作った。でも、台所は40℃を超えるような暑さで、暑くて何日もやってられない。約4分の1を作ったところで一旦休止。
あとは、ベッドの上でニュースを読んだり、ネットフリックスのドラマを観たりするのみ。
その割に良く眠れるから不思議だ。疲れが溜まっていたのだろうか。
それにしても、世の中は急に変わるものだ。
いちご園を閉め、水やりを止めてから3日でいちごは萎れた。
もう萎れて茶色っぽくなっている。道の花だけ咲いている。
さようなら、いちごちゃん。また来季に会いましょう。
ほんの1ヶ月前、アメリカでは未だCovid19が見つかり始めたところだったのに、僅か1ヶ月で感染者数が24万人を超えた。世界全体では、100万人を超えた。
でも、これは未だ始まりに過ぎない。
1ヶ月後には東京はニューヨークみたいになり、世界全体では億単位の感染者数になってしまいそうだ。
タイは、厳格に厳戒態勢を取っているるし、失業しても餓え死にはしない社会なので大丈夫そうだ。ここでじっとしているしかない。
しかし、一旦こうなってしまった世界が、すんなり元に戻るとは思えない。
世界が変わるための一つの試練なのか。
明日は僕の61歳の誕生日だが、大きな節目になりそうだ。