溜池の大きな雷魚
カオヤイ国立公園から流れて来る沢ラムタコーンがいよいよ枯れそうになって来た。
もし、このまま雨が降らなかったら、僕の予想じゃ今月末に取水出来なくなる。
水位の目標の岩より10センチ水位が下がった。後20センチ下がると水切れになる。
それを避ける為に、我らが大切にして来た溜池に、3日前から夜間にラムタコーンから水を組み上げることを始めた。
一晩電気代だけで800バーツになるが、いちご園に水が組めなくなるよりは良い。
3日で溜池の水位が30センチ以上増えた。上出来だ。
後数日組み上げて50センチ以上の水位に増やしたい。
そうなれば、また10日か2週間位溜池から水が汲み出せる。
池に水を入れ出したら、弱っていた魚が元気に泳ぎ出した。
体長50センチ以上のデカい魚で、姿からナマズじゃない。
それをワーカーが仕事時間中に釣り上げた。
良く肥った雷魚だった。
実のところ、雷魚は放流していない。
全部で数千匹、数千バーツ分は放流したのに、放流した魚で採れたのはピラニアのみ。
だけども、何かしら小魚が住んでいるし、だから雷魚もいる訳である。
だから、オイラの魚なのだ!
しかし、心の優しいハムケンは、採れた雷魚を住込みワーカーの夕食用に進呈した。
どれほど美味かったかは、明日の朝聞いてみる。