今がその時:最期の戦い2
香港の若者たちのデモのニュースを読む度に、僕は眼が潤む。
大人たちが絶望と諦めの中で時代に流されている時に、若者は立ち上がった。
これが最後の戦い。背水の陣の覚悟だ。
今がその時。これが最後のチャンス。
ようこそ催涙弾の町へ
中高生がガスマスクでゼネストするなんて日本じゃあり得ないだろう。彼らは自由選挙つまり民主主義を求めて手を引かない。民主主義は中国共産党が最も恐れること。殺してでも撃ち破るはず。
香港の若者は、天安門を知っている。そして、それを恐れていないように思える。
万一、香港が第二の天安門になったら、その有様は中国がどんなにネットをブロックしようがまたたく間に世界に広がるだろう。勿論、中国本土にも。
そんなことになれば、世界中から非難され、共産党一党独裁体制の崩壊に繋がりかねないことを中国政府は良く知っているから、迂闊に手を出せない。
唯一、テロということになれば、対外的にも言い訳が立つので、中国政府はテロにしたくて仕方がない。
既にデモ隊の中には親中国の人々や、中国本土の工作部隊が混じっていてテロを煽っていることは、香港の若者は百も承知している。
仮に戦車が来たのなら、天安門のように戦車の前で身を盾にして立ちはだかるに違いない。
戦車で市民を轢き殺す様子が世界に撒かれたら、中国政府は一環の終わり。
香港の若者はその時が来るまで戦うだろう。
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