いきなり洪水
この一週間は、ワンナムキアオの整備に行っていたが、雨ばかりで仕事が捗らなかった。
それ以前は、雨が降らず井戸も水道も水源の沢も涸れて、水がなくて困っていた。カオヤイだけじゃない。タイ北部の大きな貯水ダムの有効貯水量は、軒並み5%前後迄下がって、深刻な水不足の年になりそうだった。
ところが、今日一週間ぶりに我が水源のラムタコーンを見に行って、おったまげた。
今迄で最高の水位。まさに洪水。
橋の欄干スレスレ。
向こう岸はオーバーフローしている。
橋の下流側を見ると、右の本流の他に左の伏流にガンガン水が流れ込んでいる。ここには普段は水はない。この伏流はかなり森の奥迄続いている。
問題のポンプの足元迄水が来ている。ポンプは、コンクリート土台に鉄骨で岸より約1メートル上げて設置してあるので、これより水位が上がっても向こう側に水がオーバーフローするので、水没したり流されたりはしない(と期待している)。
川が枯れたときは、ポンプの位置はポンプの吸込み高さ限界に近いのだが、こういうことがあるからポンプの位置はこれ以上下げられない。
バンコクに流れるチャオプラヤー川の源流はチェンマイ辺りではピン川というが、今日はそこでも川が溢れる洪水となったそうだ。
渇水したり洪水したり、水には苦労する国だ。