電圧検出器
鉄骨のショップに漏電していると皆が盛んに訴えるので、漏電は無いと信じて疑わないハムケンは、漏電のないことを証明するため、ネットで非接触電圧検出器を購入した。
こういう代物で、ペン先を電気が流れている(電圧がかかっている)所に近付けると、ブザー音と赤い光で警告してくれる。
いちいちテスターで調べたり、指で触ってビリビリ来るかどうかチェックする必要はないので便利そうだ。
交流の90ボルトから1000ボルト迄チェック出来る。
良く知らないが、おそらくは電場か磁場を検出しているのだろう。
ネットで確か55バーツ。安い!
タイの240Volt 50Hzの場合、通電している電気コードに2センチ位に近付けると赤く光ってブザーがなる。
電気プラグの穴にペン先を近付けても作動する。
ポンプの作動していない時に、この検出器をショップの鉄骨にくっつけても、案の定作動せず。
ハムケンは、「ほら見たことか。やっぱり漏電していない。」と思った。
しばらくして、ワーカーを呼び寄せ、電圧検出器の説明をし、電気プラグやコードに近付けて作動するのを見せた。
次に、「ショップの鉄骨には漏電してないから、光らない。」
そう言って、ペン先を近付けると、なんと言うことでしょう、赤く光ってブザー音が鳴るではないか!
「ほら見ろ、漏電してるじゃないか!」と言ったのはワーカーの方。
僕は一瞬我が眼を疑ったが、何回かやって、作動する確率が80%。
「オーマイガー漏電してる!」
漏電してないことを証明するつもりで買った電圧検出器が漏電を証明してくれた訳だ。
調べてみると、ポンプを作動させているときだけ、漏電してる。
配電盤から、一般電源とは別にポンプ用の電源ケーブルを取っていて、それをショップの屋根の下に潜らせて向こうの木い留めてある。
その何処かで漏電しているらしい。
明日、ちゃんと調べてみなくちゃ。