新車レッドブル来たー!
3月下旬、バンコクモーターショーで車をオーダーした。
その後、社内連絡の不備とソンクラーンも影響で、さっぱり事務処理(特にローン審査)が進まず、もうどうでも良いやと思っていたところ、日本旅行中に審査が通って車の準備も出来た。
そして今日、その新車が来た。
来たと言っても、片道3時間掛けてサムットプラカーンはムアンボラーン近くのトヨタ迄取りに行かなければならなかった。往復6時間の運転で、すっかりケツが痛くなってしまった。
買ったのは、TOYOTA HILUX Revo Roco 2.8L 4WD 特別仕様。言わば、最高機種のフル装備也!
「俺の赤」と純黒の対比が、なかなか渋いでしょ!?
以前にも書いたが、この手のピックアップはタイではとても価値がある。
なぜなら、タイのピックアップは全部タイで生産されている。いすゞの場合、100%タイ生産で、9割がタイ市場、残り1割が日本を含めた世界市場向けとのこと。
主な需要は貧しい農民であり、農民保護の為に税金が特別に低く設定画面されている。
タイで、日本産一般乗用車を買うと、関税等の為に日本の価格の2-3倍も高くなってしまうのだが、ピックアップに関してはタイの方が同程度かやや安いくらい。
実際、農業をやってみると、豚糞とか丸太とか農薬噴霧器など、やたらと大きくて重くて汚い物を運ばないといけないのだが、それにはピックアップトラックが最適だ。荷台に屋根がないので、荷台に立って作業出来るし、背の高い荷物も載せられる。汚れたら水で丸洗い。(欠点は、雨が降ると荷物が濡れること。これは案外困ることがある。)
車検上は500kg迄となっているが、実際には業者は3トンくらい平気で積んで使っている(後輪の板バネは要補強)。
だから、農民の僕らも選択肢はピックアップとなる。
ただ、最近のピックアップは、昔と違って内装は乗用車並み。でかくて回転半径がやたらと大きく、取り廻しには苦労するが、遠出のドライブにはうってつけ。未舗装の荒れた道や畑の中やぬかるみもへいっちゃらということで、とても重宝する。
日本でも、本格クリカンマニアのピックアップ需要があって、長らく発売中止だったのが、最近復活したと聞く。
ピックアップの車体は、基本トラックなのでしっかりしており、対普通乗用車との事故では圧倒的に強いという安心感もある。
これで、赤いモトサイのレッドアロー号二世とピックアップのレッドブル一世が揃った。赤いいちご園にマッチして、いい感じ。そういえば、日本の実家のスバルレガシーGTも赤。メガネフレームも赤。
色といい仕様といい、大きな事故で潰さない限り、長く乗り潰すことになりそうだ。
これからは、もう泥水で濡れたままの服で乗らないぞ。泥だらけの長靴も禁止だ。
- Related Entries