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嵐の傷痕

なかなか纏まった雨が降らず、水涸れも危機にあったところ、神様に願いが通じたのか、凄い嵐が来た。

本日正午頃、雷鳴が響き風にみぞれが飛ばされて来たので、「これは嵐になるぞ」と呟いて、お店の後ろと両脇のロールシャッターを降ろした。

雨脚が強くなってきたので、お客さん用の麦わら帽子やいちご狩り用のバスケットを急いで店の中にしまった。

その時、強風と豪雨が来た。雨風は店の中迄吹き込み、外の大きな日傘が全部吹き飛ばされて行くのが見えた。

雨は瞬く間に地面に川を作り、いちご園の排水路は濁流になった。それでも排水は追い付かず、ものの20分でいちご園の畝間に水が溜まった。

絶対壊れないと思っていたKHAOYAIのパネルのYが折れた。

写真では見えないが、全体に後方に傾いてしまった。

それよりも僕の心が折れたのは、来期を掛けたいちご新品種の小苗の被害だった。

強い雨が培地を跳ね飛ばし、小苗の根を掘り起こした。

下が嵐前

それが嵐後には、こんなことに。

洗い出された小苗 なくなってるじゃん!

根が洗い出されて、このまま陽に当たったらお陀仏。

下が嵐前。

それが嵐後には、

割と大きく根が張っていた苗は枯れはしないと思うが、小さい苗は洗い出されてしまっている。

これだから、タイでの育苗は難しい。突然襲って来る僅か30分余りの雨で壊滅的なことになってしまう。

日光の強さも、雨の強さも桁違いなのだ。

強い風にも吹き飛ばされず、強い日光にも耐え、雨は通さないが日光は通す育苗ハウスが欲しいが、そんなもの出来る?

来期を掛けた試みなのに、たった一度の嵐でこのざまだ。自然の力に圧倒されて、僕の心は疲労感でいっぱいになっていた時、ワンナムキアオから更に驚くべき知らせが届いた。

「ハムケン! 大変だ。マシュマロいちご園の店が倒れた! だけど、俺は未だ死んでない。」

なんだって!!

その後、写真が送られてきて、事の重大さに唖然とするばかり。

もう説明不要。

この嵐の傷痕を見てくれ。

強風で丸太の柱が折れて倒壊したらしい。

運良く、エスプレッソマシンは壊れなかった屋根の下。冷蔵庫2台と冷凍庫の安否は不明。

しかし、何より幸いだったのは、倒壊時誰もお店に居なかったことだ。

お客さんも閑古鳥で居なかった。雨宿り客も居なかった。

マシュマロちゃんの友人のノックもウドンに帰って行ったので働いて居なかった。

住込み夫婦も、胃のない子供も、掘っ立て小屋の方に逃げ込んでいたので居なかった。

人的被害が出なかったのは、不幸中の幸いだ。

この店は、今期で使用終えて、来期用に建て直すつもりだった。つまり、壊す手間を掛けずに壊れてくれた(屋根部の片付けは残っているが)。

しかも、丁度シーズンオフで、もう辞めようかと思っていた矢先。これがシーズン中だったら、突貫工事で再建しなければいけなかったところだが、丁度良いタイミングで壊れてくれたので、終了の踏ん切りが付いた。

悪いことと言ったら、明日仕事を終えてチェンマイに帰る予定だったカオヤイの住込み野郎が、ワンナムキアオの後片付けの為に帰れなくなったことくらいか。

ともかくも、明日後片付けに行ってくる。

行く前から疲れた。

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コメント

Re: きんたま

正しく。屋根が支えてくれた。

きんたま

倒れた家屋はまるで縄文式住居のように見えるな。
昔遠足で行ったトロの遺跡のようだ。
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