モーターショーで車買った
4年前に買った白いマシュマロD-Max号は、最近運転していてどうも芳しくない。ステアリングがしっくり来ないし、高速時やカーブでの安定性が悪い感じがしていた。2年前の大事故の修理がいい加減で、その歪が効いて来たのだろうか?
6年ローンで買ったので、未だローンが残っているが、この際買い替えた方が良いと思った。
買い替える車に拘りはなかったが、ここでいちご園をやるとなると、やはりピックアップトラックが必要だ。
どうせ買うなら、泥んこのオフロードでもスリップせずにちゃんと走れるのが欲しかったし、ステアリング周りのアシストがしっかりしているのが良い。
いろいろ検討しているうちに、ToyotaのRevo Roccoという車種の赤バージョンの色に心が捕らわれてしまった。
その色は僕を狂わす色。真赤じゃなくて少し紅が入る。いちご園のトレードマーク!
と言うことで、色で決めてしまったのがこれ。実際は写真よりやや紅っぽい。
最上位機種 の2.8リットルディーゼルVNターボ4WD オートマチック。所謂フル装備。
汚くクロカン的に使うので、もっと安いのでも良かったが、この赤と黒のストイックな配色が気に入ってしまった。きっと、いちご園に似合う。
4WDバージョンには上記のアシストが全部付く。その割には価格の上昇が少ない気がした。
日本に同じモデルはないが、ハイラックスブラックラリーエディション2.4リットル4WDが近い。ハイラックスは日本では未販売になっていたが、近年のクロカン人気で再度販売されるようになった。
つくづく思うのは、ピックアップトラックはタイでは価値があるということ。
先ず、タイで生産されている上に農民保護の為、税率が低い。一般乗用車の関税の高いタイでは、普通乗用車の価格は日本の価格の2.5~3倍もしてしまう。例えば、タイのタクシーで良く使われるカローラALTISとハイラックスが同程度の価格なのである。上記日本版ハイラックスが約400万円するのに対して、僕の買ったモデルは115万バーツ約405万円とほぼ同価格。僕のは2.8リットルなので、タイの方が安い位だ。つまり、価格に対する価値を考えるとピックアップトラックが最高。400万円も出してカローラ買う気はしないが、これなら納得。
ピックアップなら悪路の多い田舎道でもへっちゃら。
ピックアップは丈夫なフレームがあるので、比較的大きな事故でも助かる可能性が高い。アメリカではハイラックスをどうしても壊せないという動画があるくらい。
いちご園をするなら、ココナッツ培地や豚糞、ポンプ、丸太等、大きくて重い物を運ぶ必要が何度もある。
モーターショーで注文すると、金利が低くなる、販促費が多く出るので値引きが良い、車両保険が安いと言うメリットがある。
僕の場合、120万バーツの車体に6万バーツ位の保険その他備品手数料込で、115万バーツ。頭金25%で残りは4年ローンで金利1.84%だった。
パクチョンのトヨタディーラーで買うと、値引きはせいぜい3万バーツ、金利は2.9%ということだったので、それよりかなり良い条件で買えたことになる。リース審査もその場でOK。
D-Max号を売却費で頭金は余裕で出る。
毎月の返済が11000バーツから19500万バーツと高くなるが、性能と安全性を考えて良しとした。
ところで、タイでは現金一括払いはそう多くなく、頭金は15, 20, 25%が一般的。それより頭金を多く積んでも利息は変わらない場合が殆ど。
モーターショーでは、スバルや三菱、MGその他多くの車種で、3年ローン金利ゼロがあった。ハイラックスで金利ゼロは残念ながら出来なかった。
いすゞのD-Maxも、真っ赤でデコデコのクロカン仕様の車が置いてあって心がそそられたが、流石にクロカンやる訳じゃないので止めておいた。
ここまで来ると、働く車じゃなくて遊びの車。
こんな軽自動車みたいなのもあった。電気自動車だった。
トゥクトゥクに良いかも。
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