やっぱり腐ったLAZADA
Lazadaがヨーロッパ資本だった頃、全国網の早い配達と返品しやすさで、僕はLazadaが好きだった。
しかし、2016年、中国のアリババがLazadaを買収して、中国資本になった。
それからというもの、案の定Lazadaは腐った。
商品を検索すると、上位の商品は全て中国製で、中国からの国際搬送。価格からして関税抜けしているに決まっている。
タイに既にあって、タイの商店が売っているものさえ、中国の後ろに来る。その段階で既におかしい。
128GBのあり得ない偽物を平気で売る。
今回、僕はアンドロイド8.1のカーオーディオセットとバックカメラのセット約8000バーツを注文したのだが、2週間以上経って送られてきたのが、100バーツ程度の車のシガレット電源12ボルトから取るスマホチャージャー一品のみ。当然、商品番号やLazadaの注文番号はカーオーディオセットのものと同じ。
上が注文した物
これが送付されて来た物。
注文番号は同じだが、2個口が一個になって、価格は数十分の一の物が届いた。名称等に類似点は無い。
こういう確信犯的なことを平気でやる中国企業がゴロゴロLazadaには居る。
当然、返品と正しい注文品の送付を依頼したが、日本語はおろか、英語でさえクレームが通じない。タイ人にお願いして問い合わせて貰ったところ、
一週間以内なら返品可能。一週間を一日でも過ぎたら、いかなる理由でもLazadaは責任を取らない。お客さん自ら近所のKerry(宅配会社)のオフィスに持ち込んで、指定のコードを記入しないと行けない。また、海外からの輸入品なので交換は出来ず、返品後の返金のみ対応可能とのこと。
そこで、今日わざわざお店を留守にして20km先にあるKerryのオフィスに行ったところ、指定されたコードがシステムに入っていなくて返品すら出来なかった。
マネージャーが言うには、Lazadaからコードが来るのが通常2日掛かる。土日はLazadaはやってないので、木曜日にもう一度来てみて下さい。
という始末。
タイ人にLazadaの評判を聞いてみたら、
「Lazadaは良くない。無責任。いろいろ面倒くさいことが多い。」
「ECならShoppeeの方が断然良い。もう皆Lazadaなんて使わない。Shoppeeで注文し直せば良い。」
中国資本になる前、Lazadaは東南アジアを征服しそうな勢いだった。日本の楽天もタイから撤退し、もはや敵無しになったはずなのに、今やタイ人からも見放された。
僕としては、やっぱりね、という感じ。
アリババは超大企業だが、偽物が未だに撲滅出来ず、アリババ経由のメールの95%が詐欺かフィッシング(4年前のこと)だったので、僕は中国とはビジネスをしないと誓ったのに、Lazadaを使い続けてまた失敗した。
中国人がわざわざ日本やシンガポールでブランド品を買うのは、自国のショップは信用出来ないから。
お客さんの顔を見ない企業は、必ず衰退する。