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マシュマロちゃん緊急入院1

月曜日に二人でコラートに映画を観に行って、悪い菌かインフルエンザウイルスでも貰ったのか、火曜の夕方、マシュマロちゃんは、

「なんか私、熱があるみたい。だるくて節々が痛い。」と言った。

その夜、彼女は咳き込み、僕は日本などで流行しているインフルエンザに罹ったんじゃないかと思った。

水曜日も具合が悪く、彼女は仕事を休んだ。

咳が酷いので、お昼に薬局で咳止め等の薬を買って、寝ている彼女に届けた。

昨夜は38℃迄発熱して、咳が激しく、脈拍も速かったので、明日こそは医者に連れて行こうと思った。

しかし、買って来た薬を飲ませたら、咳も止まり、熱も下がって、すやすやと眠ったので、木曜の朝は、独りカオヤイ農園に出勤した。

お店を開いて、パートの女性が来たら、一度帰って、それから彼女を病院に連れて行こうと思っていたが、運悪くパートの女性も珍しく体調不良ということでお休みとなった。

僕一人では帰るに帰れず、また彼女の病状も安定していると思ったので、お昼迄農園で働いていたら、その間に彼女の具合は悪くなり、僕を待ち切れずに自分でパクチョンの病院に行くことにした。

「ちょっと待て。病院に行くなら、先ずここに来い。そしたら、バンコク病院に連れて行くから。インフルエンザだったら、薬局で買えない薬出してくれるから。」

とラインでメッセージを打ったら、パクチョンに行く途中でそのメッセージを読んだのか、途中で引き返して来た。

しかし、ちょうどお客さんが居て忙しそうにしていた僕を見て、彼女は農園を通り越して、直接カオヤイのバンコク病院に行った。

暫くして、彼女から電話があり、

「お店を閉めて、病院に来い。」と言う。

「僕一人だし、お客さんも居るので、今は行けない。なんでお店を閉めなきゃいけないんだ? 診察が終わったら、ここに来い。車があるだろう。ここは空気が良いし、椅子に座って少し休むと良い。」

僕はそう言って放っておいたが、一時間経っても彼女は病院から帰って来なかった。

電話やラインメッセージも読まないので、仕方なく様子を見る為に病院に行ってみると、マシュマロちゃんは奥の病室で、酸素マスクとバイタルモニターを着けられて眠っていた。

看護婦が言うには、

「心拍が速く、酸素飽和度が80代に下がっているので、パクチョンの本院に搬送して緊急入院してもらいます。今、救急車がこちらに向かってます。」

そこに医師が出て来て、

「先ずは胸のレントゲンを撮ってみないとわからないけど、ここには機械がないので本院で調べる。」と言う。

僕は看護婦に、

「保険が使えるかな?」と聞いて見ると、

「それが先月失効してるんですよ。」

そのことは知っていた。

東京海上日動火災保険から、更新手続きの案内が郵送されて来ていたから。

しかし、小さな字で難しいタイ語のみだったので、僕は一部しか読めずに、後で暇な時に読もうと思って持ち歩いていた。

自分ながらになんとか部分的に読んで、来月迄に保険料を振込めば、自動更新となるようなことが書いてあった。

「期限が切れたのは知ってるけどね。東京マリーンから手紙が来て、何時いつまでにお金払えば、切れずに更新出来るとか書いてあった。今、車の中にその手紙があるから、読んでくれませんか? 東京マリーンの担当者が兵役に行っちゃってて、担当者不在なんですよ。先日、タイ語が読めないから、英語のレターを送るか説明に来てくれ、と電話したところなんです。もうすぐ来るようなこと言ってた。」

その封筒を医療事務の女性に渡すと、さっと目を通して、

「そうそう、来月11日迄にお金振込めば今回も保険使えます。じゃあ、今から払って来て下さい。隣のテスコロータスで払えるって書いてあるわ。22100バーツ。領収書があれば、保険使えます。」

「22100バーツか。高いなあ。」そう言うと、脚を怪我した時にお世話になった看護婦が、

「でもね、多分2泊入院になるわ。一晩15000バーツで、それに、X線とか薬代とか入るから、保険の方が安いわよ。もし、ICUだともっとずっと高い。」

そう言われて、素直に払って来ることにした。

払い終わって病院に戻ると、ちょうど救急車が迎えに来ていて、マシュマロちゃんがパクチョンの本院に搬送されるところだった。

お金を払ったレシートを事務の女性に出したら、あとは彼女達が連絡を取り合って、本院でも保険適用になるよう話をつけてくれた。

僕は一緒に救急車には乗らず、お店に戻って店を閉め、それから自宅に戻って、シャワーを浴びてから、着替えや歯磨きセットを持って、パクチョンに向かった。

パクチョンバンコク病院では、マシュマロちゃんは、まさかのICUに入れられていた。

撮影禁止。

レントゲンで肺炎が強く疑われた。

原因菌はまだ分からないが、取り敢えずこの抗生剤の点滴で様子見。

個室のICUは、アメニティーも四つ星ホテル並。隣に低いベッドがあって、僕はそこに泊まらされた。

病院は静かだろうと思い、耳栓を持ってくるのを忘れた。ピッピッピと速い脈を打つモニター音や、夜中中の咳、それから2時間おきのネフライザーや点滴薬の交換チェック等が煩くて、その日は一睡も出来なかった。

ただ、抗生剤が効いているようで、熱は下がり、酸素飽和度も上がったので、ひと安心だ。

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