マシュマロちゃんの所以
唐突だが、
マシュマロちゃんの身体はマシュマロで出来ている。
女(カトゥーイも含む)の皮膚や皮下脂肪は千差万別だ(訳者注:ハムケンは千人、万人を知っている訳ではない。なお男のことは知らないので、ここでは言及していない)。
皮下脂肪は、多い少ないに関わらず、人により硬さが異なる。
硬いとボテッとした触り心地になる。型くずれせず、ぶつかると衝撃が大きく質量を感じる。多くの場合、皮膚との結合も強く、摘みにくい。
柔らか過ぎると、あちこちで皮膚とともに垂れる。殆ど弾力性がなく摘みやすい。皮膚や筋肉との結合が弱く、ぶつかると、下の骨や筋肉に当たるため、却って柔らかい感じがしない。
マシュマロちゃんのそれは、部位を問わず、低反発ウレタンフォームのようで、柔らかく且つ弾力性がある。ぷよぷよというかフニュフニュというか、言葉では表現しにくいが、小さい発泡スチロール玉が詰まった袋みたいに、触ると気持ちが良い。ぷよぷよと言っても、デブと言っている訳ではない(訳者注:実際デブだが)。肉の硬さがマシュマロみたいなのだ。
皮膚然り。
イサーン女は脛毛が濃いのが多い。濃い人は長さ5センチもあって、男顔負けだ。剃ると濃くなると信じられているので、余り剃らない。
万一、綺麗に剃ってあると大変だ。ストッキングは引っかかって破れる(ので履かない)。ベッドで脚を絡ませると、こっちの皮膚にチクチクと脛毛が刺さって痛くて仕方がない。痛くなくても、逆撫で時の摩擦が凄い。引っかかって一方通行って感じ。そういう人は、たいてい髭も濃くて、7ミリ位平気である。脛毛は剃って欲しくないが、髭は添ってほしい。でも、濃くなるから剃らない。
これに対し、マシュマロちゃんの皮膚には、体毛がほぼ無い。正確に言うと、虫眼鏡で見れば1ミリ位の極細の毛が確かに密集しているのが見えるが、細くて色もないので肉眼で見ることは出来ない。
汗腺も上手く機能していて、いつもサラサラでひんやり冷たい肌を保っている。
と言う訳で、初めて触ったときに、ああマシュマロだと感じたので、マシュマロちゃんなのだ(訳者注:この名前はこのブログ内とハムケンの脳みその中だけのことで、実社会では使われていない)。
ついでに言えば、肌の色もかなり白い。顔や手足は農作業で陽に当たるため黒く灼けているが、紫外線の当たらない部分は日本人より白い。モン族はたいていそうだ。
つまり、色もマシュマロなのである。
このような特徴を持った人はそうそういない。彼女の妹さんが似た肉と皮膚を持っているが、それ以外はお目にかかったことがない。
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