幸福への階段
僕はアップンのことを「不幸への階段」というタイトルで書いたが、それは間違いだった。
タイトルを「幸福への階段」に改めて、しばらく彼女の人生を自分の人生と比較しながら追いかけて見ることにしたい。
僕の置かれた状況よりも、はるかに厳しい状況でも、明るく前向きに生きる姿は素晴らしいと思う。僕は彼女から勇気を貰った。
アップンは言っていた。
「私にはまだ両腕があるんだから、なんだって出来る。」
「自分の幸せは、両親を幸せにすること」
「同情してほしくないわ。悲しくなるから。私は強いの」
今日の面接の結果は知らないが、お金の節約のために、モーチット、スクンビット、ランシットという長距離を、見知らぬ大都会なのにも関わらず無料の赤バスだけで移動した。僕なんか、未だに赤バスには乗れない。
自分の娘よりもずっと若いのに、たいしたもんだ。
彼女は、地元のコンテストで2年連続で優勝するほどの美貌を持っている。まだ汚れていない身体と純粋な心を持っている。無謀なほどの行動力もある。始めから男にすがるような女とは違う。
多少の紆余曲折はあるかもしれないが、きっと成功するだろう。
頑張れ! アップン。
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Topic : タイ・バンコク
Genre : ForeignCountries