マシュマロいちご園第一期定植完了
今日は朝早くから総出でワンナムキアオのマシュマロいちご園に向かった。いちごの第一回目の定植の為だ。親戚仲間のいちご園屋も全員集合。相互に無償奉仕して助け合うシステムになっている。
オーナー側は、昼食と飲物と手袋等雑貨を用意する。お金を払うのは、日雇い労働者に対してのみ。
今日は、マシュマロちゃんから、ホームメイドのバターケーキとココナッツケーキが追加で配られた。昨夜遅くまで頑張って作ったケーキだ。
皆さんから、美味しい美味しい、これは売れる、と褒めてもらって、マシュマロちゃんは鼻が高い。そう言って貰いたくて作って行ったのだから。
さて、朝チェンマイの天空の村から運ばれて来たいちご苗は、意外にもに病気やダニ、スリップスがない健康的な苗だった。相当量の農薬が使われたことだろう。思いがけず良い苗でほっとした。
女達は皮剥き(苗をビニールポットから出す)
剥き出された苗
男達は植込み。新米は苗運び。
何時もの様に、指揮者は誰もいないにもかかわらず、統率の取れた仕事振りで感心する。
僕の役目は、ウォーターシステムのチェックと修理、並びに水やり。
数カ所補修して、水量をチェックしたが、全く問題なし。ポンプのパワーが無くて、6列しか点滴出来ないと住込みワーカーが言っていたが、補修後は12列を余裕でこなした。
例年は、この時スプリンクラーを回して、植えた苗を冷やす。しかし、今年は涼しく、今日も小雨混じりの天気で、スプリンクラーは必要なし。いきなりウォーターシステムの点滴で水やりして終わり。超楽チン。
ココナッツ培地の表面が冷たく湿っていればOK。例年はお湯のように熱くなるので、スプリンクラーで上から散水してやらないと、葉が萎れ、根が傷んでしまう。
午後2時半に約12500株の定植が終了。
植込み直後はこんな感じ。
運が良いのか、定植が終わると、雨になった。雨が苗を蘇らせる。
さて、今日はカオヤイの住込みワーカーの男の誕生日。
19歳の幼妻と3歳のガキンチョを持つ若干21歳の男が、今日で22歳になった。22歳といえば、まだワイルン。僕の22歳はまだ大学生で女を抱くことしか考えてなかった。そんな歳で妻子を抱えて、考えてみれば気の毒な奴だ。あるいは、15歳の生娘をものにして幸せ者か?
ともかく、日頃の慰労を兼ねて誕生日祝いということで、少しご馳走することにした。
行ったのは、ワンナムキアオから帰り道の途中にあるムーカタ屋。
ここに来ると何時も土砂降りになるというジンクスがあるが、今日も土砂降りの中でのムーカタになった。
これがその若き住込みワーカー夫婦。ムーカタ食べて幸せそうで良かった。
このガキンチョは、やっぱりやって欲しくないことばかりするが、なかなか聞き分けの良い子で、あまりメーメーと(母ちゃん、母ちゃんと)泣かないので可愛い。
明日はカオヤイ農園の定植。
ムーカタに感謝して、しっかり働いてくれよな。
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