マシュマロいちご園不調
まだ今のところの話だけれど、今期はワンナムキアオのマシュマロいちご園のお客さんの入がとても悪い。
昨年は目の前のライバルいちご園には全然お客さんが入らずに、マシュマロいちご園ばかりにお客さんが来た。初めは勝ち気分で良かったけれど、あまりの差にライバルいちご園が気の毒になったほどだ。
しかし、今年はその逆の様相を呈している。
目の前のライバルいちご園も決してお客さんが多い訳ではないし、売上も良くはない。まだシーズン前だから仕方ない面はあるものの、お客さんの車がこちらに入って来ないのは重大問題だ。
僕らのショップは大きく、綺麗にバージョンアップしたし、いちごの育ちも良い。全体的にはワンナムキアオで一番綺麗で広々としていると思う。
しかし、その広々が良くないらしい。
道路からショップまでが少し離れ過ぎていて、入って来るのが面倒くさいのか、道路から視野に入りにくいのか、よく分からない。
一つ言えることは、店までの導線が分かりにくいようだ。これは去年もそうで、苦労した点だった。
ショップを後ろにずらしたのは、店の前を綺麗なフラワーガーデンにしたかったから。ちょっと後ろ過ぎると主張したが、マシュマロちゃんが折れなかったので思いっきり後ろにずらしたのが失敗だったかも知れない。しかし、フラワーガーデンが綺麗なら、それがお客さんを呼ぶだろうから、彼女の希望の位置に新築したのだった。
しかし、今となってはフラワーガーデンを断念し、店の真ん前の近くまで車で入れるように変えることにした。
まだ花が咲いてない苗を掘り出し、花壇を壊した。僕も彼女も悲しい気持ちになった。そこに砂利を敷いて、車が入れるのが分かるようにした。
ここが当初予定の駐車場で、ここから店までお花畑を歩いて10メートルの予定だった。
駐車場や入り口を示す看板も増やし、大きないちごの模型も2つ置いて、いちご園であることを目立たせた。
僕の嫌いな新聞紙を使ったいわゆるハリボテ。
しかし、僕が作製中のよりもまだまし。僕のは悲惨街道珍道中。
マシュマロちゃんのは紙製ながら、一応強力に防水している。だが、風雨に耐えられるかは不明。今期中持ってくれたら御の字って感じ。
砂利だけで14立方メートル、約10000バーツ。
ここまでやったら、もお客さんがスイスイ入って来るはず。
と思ったら、今日も真向かいのライバルいちご園にしかお客さんが行かないらしく、マシュマロちゃんは泣きべそ状態になった。
どうしてかなあ? 原因がよく分からない。
このまま行くとマシュマロいちご園は駄目になるので、もう一弾手を打たなければ。
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