フリーズドライのフルーツ
日本で売られている特保食品の材料として、ハーブの原料を若干量輸出しているが、そのハーブ業者が何故かフリーズドライフルーツを中国に輸出する商売をやり出して、たいへん好評とのことで、
「あんたも買わない? 出来れば日本に売って欲しいんだけど。」
と言うので、試しにサンプルを取り寄せて品質をチェックしてみた。
フルーツの種類は、
マンゴスチン(マンク)
ドリアン(トゥーリアン)
ランブータン(ンゴ)
ロンガン(ラムヤイ)
パイナップル(サッパロット)
マンゴー(マムアン)
ジャックフルーツ(カヌン)
と、タイの主要なフルーツが揃っている。
お勧めは、タイのフルーツの王者ドリアンと王女マンゴスチン。
フルーツの可食部をフリーズドライしただけの極めて素朴なもので、食べると唾液で溶けて、生のフルーツのまんまの味がする。
腐らないし、軽いし、植物検疫上の問題がないので、取り扱いやすいが、誰がどう食べるのかは良く分からない。
スワンナプーム空港などで、ドライフルーツに混じって、少しだけフリーズドライもあって、食べたことはあった。
ドリアンに関しては、開けるとドリアンらしい匂いがして、食べるとドリアンそのものなので、妻や家族には全く受けなかったが、東南アジアでドリアンを食べたことがあって、ドリアンが好きな人は、何時でも何処でもドリアンが食べられて喜ばれるかも知れない。
値段からしてタイ人が買うとは思えないので、カオヤイ農園に置いて外国客の反応を見てみようと思っている。
日本でも試験販売してくれる業者が見つかればいいと思う。
価格や味、品質が他製品と比べてどうなのかは知らない。「売り」はあくまで、そのまんまの素朴さだと思う。
こんな具合に、材料はフルーツのみで、要はフリーズドライしただけのもの。加糖も着色もない。
軽くて、100グラムでフレッシュフルーツ3キログラム分にもなる。
お土産、アイスクリームのトッピング、贅沢朝シリアルの具材に使えるかも。
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