溜池に魚本格投入その2
約束通り、幼魚売りの行商がプラニン(ティラピア)の幼魚を持ってきた。
行商が言うには、
「大型で元気が良い幼魚だ。大きいので一匹2バーツするが、取り敢えず1000匹持ってきた。プラタプティンは高過ぎたので持って来なかった。」
見れば確かにクロダイみたいで元気が良く早く大きく育ちそうだ。
体長は、6センチ位。
「だけど、昨日はもっと安いようなこと言ってたよね。2バーツは高いので500匹しか買えないよ。」
すったもんだした挙句、
「じゃあ、900匹で1500バーツにしとくからさ。買ってくれよ。」
結局、一匹1.67バーツとなった。
昨日、1000匹投入したので、さらに900匹も投入したら過密にならないか心配だったが、餌をやらなければ一定の個体数に落ち着くだろうと思い、900匹も買ってしまった。
一袋に100匹ずつ入っている。
これを池に放流した。
池には金魚草などの水草が茂っている。
そこにはトンボや小さな水生昆虫、貝がたくさん居るようだ。
これらを餌に大きく育っておくれ。
池の上からは、いくら見ても魚の姿は確認できなかったが、時折円心状の波が立つから、きっと新しい住処で元気で過ごしているだろう。
以前入れたグッピーやベタは、餌になって死に絶えるのか、それともバランス良く共に生きるのか興味深々だ。
雨季が終われば、もう少し水が澄んで魚影が見えるようになるかも知れない。その頃は、もう食べ頃になっているはずだ。
合計で2500バーツも投入してしまったので、最低でも成魚100匹は食わないと割が合わないことになるが、魚釣りの楽しみが出来たので良しとする。(釣り道具まだ買ってない!)
池の近くのマンゴーの木には、吊り下げ式の小鳥の巣があって、小鳥も子供を育てていた。左上の小鳥の姿、見えるかな?
巣はこういう構造になっている。二階みたいだがよく見えない。
ここは世界遺産のカオヤイ国立公園の淵だけあって、自然がとても濃い。
いちご栽培は、ある意味自然との戦いだが、今の自分はこの自然に癒され育まれているとも言える。
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