カティンの肉
タイを始めインドシナ半島にはカティンという野生のウシがいる。大人しい性質で肉が美味しいので、乱獲されて絶滅危惧種になっていて、タイの田舎に住む人でも滅多に見たことがある人はいない。勿論、僕も見たことがない。
カオヤイからワンナムキアオにかけての森にはまだ棲息していて、山奥のリゾートでたまに見ることができる。
その様子はこちら。
身体が大きく筋肉質で、警戒心は強いが、あまり人を恐れないらしい。
絶滅危惧種として保護されているので、その肉を食べたと言ったら警察に捕まるが、僕は今日食べた。
実は、その肉は3月末にある身近な人から貰った。塩漬けにされていた。入手先は近所に住む人らしく、密猟しちゃったカティンらしい。
ある意味、非常に貴重な肉なので、大切に冷凍庫にしまっておいたのだが、今朝マシュマロちゃんがそれとは知らず、肉野菜炒めの肉として使ってしまった。
肉は、マッコウクジラの肉ほどではないが、かなり赤黒かった。脂肪は少なく臭みもなく、美味しい肉だった。
この肉を最近食べたという罪深き日本人は僕しかいないのでは?