まさかの水切れ 新ポンプ設置
先週の金曜日。
池からの水で乾いたいちごに水やりしていたら、何故か急に水が出なくなった。ポンプの消費電力を見ると普段より少ない。
「ポンプが空気吸って空回りしてるな。」
そう思って池に移動したポンプを見に行ったら、
あれー! 池の水がほとんど無い。吸水口が干上がった土の上にあって、小さくなった池の水深は約20センチしかなかった。
まさかの水切れ!
給水口を池の奥に押して、取り敢えず水が吸えるようにしたが、この水量じゃ今日一日で使い果たしてしまう。そうすると、池の魚達も死んでしまう。
放流したグッピーは見つからなかったが、自然に湧いて来たメダカのような小魚やカエル、水生昆虫がいた。
この水は涸らしたくないと思った。
こうなったら、ポンプをラムタコーンという沢に戻して沢の水を使うしかない。
しかし、沢を見に行ったら、そこにも水は僅かで、もう殆ど流れていなかった。
さて、どうするか。
川から直接水を取ると、泥で濁ることがある。一旦池に溜めて、池から取水すると、泥は沈むので丁度良い。
そこで、どうせならポンプを移動するのではなくて、新しいポンプをラムタコーンに設置して水を池に送り、移動済みのポンプでいちご園に水を送るという二段構えのシステムを構築することにした。
金曜日に必要部材を購入し、土曜に設置作業を行った。
ポンプや部材は全部自分で選べるようになった。
ボルト止に盗難防止のチェーンで固定。
象の鼻で取水口を川に設置。水深は25センチ。上流から水の供給がなければ、一日分しかない。流れは既に見えないが、川底から水が来ていればもう少し使えるかも知れない。
上が池方向。右がいちご園方向。
池にも水を落とせるし、直接いちご園にも送れるように接続。
これでより柔軟に水が取れるシステムになった。
この作業中に友人が来て、手伝ってくれた。一人だとなかなか捗らない作業も二人三人で知恵と力を出し合って上手く進む。
これで川に水さえ来れば、いちごに水を与え続けられる。
水が来なければ、、、、一日分余分に水が確保できるのみで、来週分は無く、いちごは枯れる。
新ポンプに7000バーツかけた。設置に2日。
水が来なければ全て徒労に終るが、最後の最後まで出来ることはやる。そうするときっと道が開ける(こともある)。