女はいちご狩り 男は魚釣り
いちご園に来るお客さんを見ていると、つくづく感じる。
女はいちご狩りが好き。
いちごだけじゃなくて、食べ物を採取、収穫するのが好き。
男にもいちご狩りに熱中する人もいるが、大体において面倒くさくて好きじゃない。
それより魚釣りが好き。
釣れなくても辛抱強く熱中している。
魚だけじゃなくて、何か獲物をハンティングするのが好き。
バンコクの繁華街でカラダを売る女たちをハントするのに夢中になるのも同じこと。
多分、国や民族を越えて言えるのじゃないだろうか。
どうしてか?
多分、答えはDNAの中にある。
人類の長い狩猟採集時代、男は狩り、女は採取という役割分担の歴史の中で、DNAに刻み込まれた特性なのかも知れない。
狩りで遠出をするので男は方角で地図が読める。
女は右か左かしか分からない。
それも脳の違いに依るのだろう。
僕も魚釣りや繁華街が好きだが、収穫も大好きだ。
生まれて初めて盗みを犯したのは、学校植えたチューリップの球根だった。女の好きなことは大抵好き。僕の脳みそは中性的なんだろう。
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