マシュマロいちご園の新労働者
先週からマシュマロいちご園に新しい住込み労働者が来ている。
彼らはモン族だが、山ではなくてピサノロークに住んでいた若い夫婦で、いちご栽培の経験はない。
もうシーズンのピークも過ぎ、いちご園はあと2ヶ月を切ったのに、今更新しい住込み労働者を入れたのは理由がある。
一つは、来期のために労働者を育成しておきたいこと。
もう一つは、彼らがお金も住処もなく困っていたこと。
こちらが旦那。まだ17歳の少年。何も知らないが、覚えは早いみたいだ。
こちらが妻。まだ17歳の少女。
驚くなかれ、17歳の若妻にして2歳の子供がいる。つまり、15歳で出産したということ。まるで明治時代の話みたい。モンらしい顔立ちをしている。骨格が華奢で栄養不良で育った模様。胸もなくお父も出なかったので牛乳で子供を育てたと言う。
今のところお金を摺ることはない。
何時まで働いてくれるか分からないが、きっと彼らもやっとありつけた仕事だろうから、出来れば来期に任せられるくらいしっかり熟練して欲しい。
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