ケープ·グーズベリー
カオヤイ農園で割りと売れ行きが良いものの中に、ケープ·グーズベリーがある。
タイ人は決してケープ·グーズベリー発音できず、したがって名前を覚えられない。
タイ人にはケープ·グーズベリーと言っても、全く聞き取れないようだ。
「ケッグッベリー」
と言うと聞き取れる。
知らない人が多く、試食させると皆驚く。
多くは酸っぱいと言って嫌うが、たまに酸っぱ甘くて美味しいと言って買ってゆく。
これは日本の「ほうずき」に似ている。
こういう袋の中に実が入っている。
剥くとオレンジ色の大きな実が出てくる。
実の中はまるでトマト。歯ざわりもトマト。ああ、トマトの一種ね、と言うお客さん多いが全然違う。
とてもジューシーでレモン入りオレンジジュースのような味。
香りはとってもフルーティー。
このバスケットに6㎏入って約600バーツ。
これを小分けしてパッケージし、ひと箱100バーツで売る。
「ビタミンCが豊富で、食べると肌がきれいになるよ!」
悪徳商法である。
チェンマイの高知で栽培されている。
王室プロジェクトで、山岳民族の生活向上の為に技術指導し、最低キロ110バーツの買い取り保証があるらしい。僕はキロ100バーツでパクローン市場から買っている。逆ざやだ。
バンコクのスーパーで見かけることはない。
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